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サンドウィッチマン伊達みきお 気仙沼で東日本大震災黙祷へ…集まった義援金にお礼も

 『東北魂』活動などで東日本大震災への復興支援に尽力しているお笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきお(39)が10日付の自身のオフィシャルブログを通じて、現在の思いなどをつづっている。

 「震災から3年。」とのタイトルで掲載しており、「あっと言う間の3年…いや、まだ3年…。どちらにも感じる事の出来る、あの日から3年です。震災直後、被災地は見渡すかぎり全域が『瓦礫』でした。正確に言うならば、つい先程まで暮らしていた家屋や車や生活用品だとかが一瞬にして『瓦礫』と言われるものになった。駅は破壊され、線路はぐにゃぐにゃに曲がっていた。まだ決して忘れない光景。どうするんだろ…これ。片付けるだけでも5年以上かかるんじゃないかな。。僕は当時、そう感じました」と、当時のことを振り返る伊達。

 東日本大震災から3年を迎え、「もう、見渡すかぎり『瓦礫』はありません。宮城県は、今月末までに瓦礫の処理を完了する予定です」と、現在のことをつづりつつ、「人間のパワーってスゴい。でも、地面を掘り起こすと細かい瓦礫もあり、更に、海の中には瓦礫がまだまだあります。そこは、これから暫く続く作業です。未だ、東日本大震災による行方不明者は2600人以上です。細かい瓦礫と共に、人骨も発見されています。そこからDNA判定になる。判明するまで、また更に時間がかかるみたいです。今、気仙沼に向かっています。3年前の3月11日と同じ様に、TBC東北放送『サンドのぼんやり~ぬTV』の収録をします。僕らが避難した安波山にて3回目の黙祷をします。東北放送の名久井アナウンサー含め、我々と一緒に避難したスタッフと共に、あの時を振り返りたいと思います」としている。

 なお、伊達はこの3年間で集まった『東北魂義援金』の額も明かしており、「合計3億7千249万1175円を、東日本大震災復興義援金、並びに支援金として被災地へ届けさせて頂きました。毎月必ず振込みをして下さる方や、イベントを開催して売上を振り込んで下さる方、東北魂グッズを購入して下さる方…本当に沢山の方にご協力頂いております。心からありがとうございます」と、お礼も。

 最後に、「まだ、26万人が仮設住宅に住んだり避難生活しているのが現実です。これからも、被災地・宮城県出身のサンドウィッチマンとして、地元東北の復興状況を全国に発信し、東北へ沢山の観光客を呼ぶ活動を中心に頑張りたいと思います。勿論、漫才やコントもね\(^o^)/ わかってます。 明日は、防災について考える1日にしましょう」と、結んでいる。

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