“ユーミン”こと歌手･松任谷由実(57)が11日、宮城･仙台サンプラザで、全国ツアーの最終公演を行った。
仙台公演は当初、4月29、30日に行われる予定だったが震災の影響で、会場の仙台サンプラザは天井のボードが落下するなど一度は中止が決まるほどだった。しかし、ユーミンの意向で開催したとあって、「ようやく、ここでやることができます」と、あいさつしたユーミン。
12日付のスポーツニッポン、デイリースポーツ、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知各紙が報じており、アンコールでは「ここ仙台は(ツアーの)最終地であり、特別な企画を準備しました」とサプライズを明かし、会場に『春よ、来い』の合唱を2000人のファンに呼びかけた。「みなさんの、私たちの春が早く来ますように」と、涙で声を詰まらせながら語りかけ、あふれ出る涙をぬぐっていた。
