作曲家・久石譲氏（63）が7日、『第37回 日本アカデミー賞』授賞式が7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪内で開かれ『最優秀音楽賞』を受賞した。
久石氏は『かぐや姫の物語』『東京家族』でもノミネートされたが、アニメーション映画『風立ちぬ』の楽曲での受賞となった。ほか、音楽賞には『利休にたずねよ』の岩代太郎氏、『清須会議』の荻野清子氏、『そして父になる』の松本淳一氏・森敬氏・松原毅氏、『舟を編む』の渡部崇氏がノミネートされていた。
スピーチでは久石氏は「割れて獲れないんじゃないかと思っていました。ありがとうございます」と、お礼を。
さらに、同日、ゴーストライター騒動で渦中の佐村河内守氏（50）が会見を開いたことを引き合いに、「何かと作曲家が話題になりがちですけど、きょう受賞された方は、みんな譜面も読めますし、書けますし、幸い、僕も自分で書いています。念のため」と、ニヤリと笑いその場を後にしていた。
