女優の神田沙也加(27)が24日、都内で映画『アナと雪の女王』(監督:クリス・バック、ジェニファー・リー/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)主題歌の日本語阪『Let It Go ~ありのままで~』お披露目イベントに音楽グループのDualisMusicと登場した。
ディズニーがおくる『アナと雪の女王』はトニー賞受賞スタッフによる珠玉のミュージカル・ナンバーに彩られた王道長編アニメーション。映画は『トイ・ストーリー3』に続くアニメーション史上2位となる9億5500万ドルの興行収入を獲得し、劇中歌を歌う動画が無数にYoutubeなどでアップされるなど世界的ヒットとなっている。
吹替版で王家の姉妹の妹・アナ役の声優を務めた神田は「SNSで『すごい感動した!』という声が届いていて、本当に日々の励みになってます」とニッコリ。ピンクのエレガントなドレス姿で「みなさんにアナを好きになって欲しいなと思います」と呼びかけた。
ドラマティック・ミュージカルと呼ばれる同作に「まず音楽が本当に美しい。名曲が沢山生まれたと思います。映像も、冬の描写とかとってもキレイ。ディズニー初のWヒロインとして、(姉妹が)大人の女性として描かれているので、セリフだったり歌詞だったりがドキっとするワードがいっぱいあるんですけど、それを届かせられる説得力を作品が持っているんじゃないかな」と笑顔で語った。
妹のアナについて「活発であんまり深く考える前に行動っていうところがあるので、私は普段からアナに近いのかな」と語り、吹替版は松たか子が声を担当した姉のエルサには「おしとやかで高貴なたたずまい。思慮深いところは女性として憧れますよね」と話した。
ミュージカルに多数出演し活躍する神田だが、同作のサウンドトラックが米・ビルボードチャートで2週連続1位を記録するという人気の歌の数々に「いろんな世界の老若男女が名曲をカバーしていたり、いろんなパフォーマンスを撮った動画をアップしてるんです。見ていると至福の時間ですよね」とうっとり。
DualisMusicによって『Let It Go~ありのままで~』が歌われると「テンション上がっちゃいました。生の迫力もすごい。素晴らしかったです。ものすごいエネルギーだったのでアメリカにもパワーが届いたと思います」と絶賛。同作がアカデミー賞の本命作品と言われていることに「このパワーがアメリカに届けば間違いない」と自信をみせた。
最後に神田は「すばらしく作品と音楽とストーリになっている。自分が引きこまれたの一番よくわかっているので、何回でもいろんな人に観てもらいたい」と呼びかけた。
『アナと雪の女王』は3月14日2D、3Dロードショー。