女優の萬田久子（55）とイタリア人タレントで料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ（35）が17日、都内で映画『最後の晩餐』（監督：オ・ギファン／配給：CJ Entertainment Japan）公開記念『料理で愛を伝える講座開講』を行った。
初恋の恋人にプロポーズをしたホー（バイ・バイホー）はリー（エディ・ポン）から思いよらぬ提案をされる―「お互いの夢を叶えて、5年後、お互いに独身だったら結婚する」―自分から言い出したのにその日を心待ちにするリー。5年後、イケメンに人気シェフとなったホーから1本の電話が入るが…
和服姿で登場した萬田は「泣ける映画ですね。ピュアに年齢とか忘れてとっても純粋なきもちで観ました。人を好きになること、愛することは素晴らしいことなんだな」と感激。「私も愛する人ができたらいいな」としみじみと語った。
5年間相手を待てるかというテーマでは、ベリッシモは「イタリア人だと次へ行っちゃいますね」、萬田も「5年なんて今の私には待てない。東京オリンピックも明日やって欲しいぐらい」とお互いに否定的。情熱的なベリッシモは早くも萬田に手料理をふるまう約束を取り付けたということで、萬田は「こんど家に来て作ってくれることになったんですよ。女子会ですけど来て下さい」と乗り気だった。
過去の恋愛を振り返り、萬田は「以前は『好きだよ』『愛してる』という感じが好きだったんですけど、今となっては“母国語”の大阪の言葉で『好きやねん』と言われるとグッときますね」と笑顔。するとベリッシモは躊躇なく「好きやねん」とアプローチし会場の笑いを誘った。
現在開催中のソチ五輪について萬田は「寝不足でチェックしてます。皆さんキラキラしていて、エネルギーをいただいてます」と語り、金メダルに輝いた男子フィギアスケート・羽生結弦選手に「綺麗な子ですねえ。芯が通っていて。一度お会いしたいです」とコメント。間近に決勝を控える浅田真央選手に「真央ちゃんはみんなで応援してます。真央ちゃんらしく力を抜いてがんばって欲しいです」とエールを送った。
また、先日イタリア人バーテンダーと再婚することを発表した歌手の宇多田ヒカルについて、ベリッシモは「イタリア人はパッションが大事。遠距離の時間を作らずに沢山一緒にいられる時間を。マンマ（母親）に気に入ってもらえたら大丈夫」とアドバイス。「マンマのトマトソースを覚えれば大丈夫です」と話すと、萬田も「日本も同じですね」と頷いていた。
『最後の晩餐』は3月1日よりシネスイッチ銀座、横浜ブルク13ほか全国順次ロードショー。
