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KinKi Kids堂本剛“ツヨラウダ”に堂本光一「それだけは僕怒るよ!」【初日舞台挨拶全文前編】

KinKi Kids堂本剛“ツヨラウダ”に堂本光一「それだけは僕怒るよ!」【初日舞台挨拶全文前編】
映画『ラッシュ/プライドと友情』初日舞台あいさつが開かれた

 人気デュオ『KinKi Kids』の堂本光一(34)と堂本剛(33)が7日、東京・TOHOシネマズ日劇で吹き替えを務めた映画『ラッシュ/プライドと友情』(監督:ロン・ハワード/配給:ギャガ)初日舞台あいさつに登壇した。

 F1史に刻まれている1976年を舞台にしたジェームス・ハントとニキ・ラウダの熾烈なトップ争い、再生、友情の絆などが熱く描かれる作品となっている。光一はハントを剛はラウダの吹き替えを担当した。

 上映後に、まずは、先日来日し、話題となったクリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールからVTRでKinKi Kidsの呼び込みの声が響き、割れんばかりの黄色い歓声が飛ぶ中、2人が登壇することとなった。

 ■以下、舞台あいさつ
 光一:みなさんこんにちは。今回ジェームス・ハントの吹き替えをやらせていただきました堂本光一です。今みなさんご覧になったんですよね?とても素晴らしい映画だったと思います。僕らもまず、この吹き替えをさせて頂く前に観せて頂いたんですけど、F1の映画ということで、みなさんご存知だと思いますが、私は昔からF1が好きで、逆にプレッシャーになったんですね。F1好き好きと言っているだけに、ジェームス・ハントやニキ・ラウダもよく知っていますんで、それをやらせて頂くというのはすごくプレッシャーでした。しかも、ジェームス・ハント役をやっているクリスも、ニキ・ラウダをやっているダニエルも、本当に素晴らしい映画をしていて…(苦笑)いえ、素晴らしい演技をしていて、二重のプレッシャーがありました。非常にプレイボーイな役だったんですけど、そんな役をやらせて頂くのも僕は初めてだったんでね。精いっぱいやらせて頂きました。F1のファンのみなさんも楽しんで頂けるし、女性の方たちにも、男の世界ってなんだかいいなと思って頂けるものになってますので、1回といわず2回3回と観ていただきたい。どうぞ、剛さん。

 剛:ただいま、ご紹介に預かりました“つよラウダ”あっ、ニキ・ラウダ…。
 光一:それだけは僕怒るよ!
 剛:ついつい、役に入りすぎた結果、すいません。ニキ・ラウダの吹き替えをさせて頂きました堂本剛です。僕は(声優を)経験したことかったから非常に緊張しました。ただ、吹き替えを拝見させて頂いたときに、もちろん、私はF1のことがダウンフォースくらいしか分からない。それも非常にプレッシャーだったですね。F1のことを知らない僕がどこまで、レーサーの感情に寄り添うことができるのか。すごく考えたんですが、実際に作品を拝見しますと、F1のことレースのことはもちろんそうなんですが、人間的で愛のあふれるお話でした。そして、プライドというキーワード。それが、友情と変わって行ったり、それがまたプライドになっていったり。争うということではなくて、競うということであり、そういう人間として大切なことを学ぶメッセージが入った作品だなととも思いました。自分自身が真っ直ぐ自分を信じて、ダニエルがやってらっしゃった素晴らしい芝居をある意味、日本語を伝えるということで、日本語が伝わるようなスピード感で演技させて頂きながらやらせて頂きました。非常にね、ダニエルの演技が本当に圧倒的に素晴らしくて、このお芝居のリズムと、グルーブとか温度というものを変えずに吹き替えをしたかなと思ったんですけど、日本語を伝えるということで、少し違う方法論で、やらなければいけないなと腹をくくりました。僕は光一もそうだったと思うんですけど、(アフレコの)部屋に入ってみんなでワーワー吹き替えするのかなと思っていたんですけど、まさかの1人きりっていう。こういうこともあるんだということもあって…。

 光一:“あのシーン”も俺、1人きりだったよね。
 剛:ああ、エアー“アンアン”ですよね。エアー“アンアン”ですよね(場内爆笑)。本当にそれをあの…。
 光一:大事なシーンですからね。
 剛:大事なシーンですよね。1人でやっているということは、これを彼も1人でやるんだろうなと。僕の場合は、光一くんがどんな“アンアン”するかっていうのは…
 光一:そこはいいと思うよ!そこまで引っ張るところじゃない…。
 剛:いや、どんな“アンアン”するのかっていうのがあっての吹き替えだと使命だと思ってました。どういうパティーンで来るのか分からなかったので、本当に、僕が一番先に吹き替えをさせて頂ききましたので、非常にそういうところ緊張したんですよ。それで、ほかの方々、マルレーヌという奥さん。何回も噛みましたけど。マルレーヌさんもどうやってくるのかなと、想像しながらやりました。ですので、初体験なことがたくさんありまして、芸能生活いろいろなお仕事をさせて頂いていますけど、非常に貴重な経験と学びがありました。これを機にですね、ぜひまた機会があったら2人でも、もしくは1人でもこういうのをやらせて頂ければ。エアー“アンアンは僕のスキルではちょっとなかなか難しいですが、エアー“アンアン”の役がありましたら…。
 光一:お前そこばっかになっちゃうだろ!せっかくいいこと言ってるんだから!
 剛:みなさん紙面でもエアー“アンアン”を(笑)でも、すごく貴重な経験をさせて頂きましたので、どのように感じて頂けるかは分かりませんが、精いっぱい務めさせて頂きました。もしよければ100回200回と観ていただければ。

 (中編へ続く)

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