
人気特撮ドラマ『牙狼<GARO>』の4月からの新テレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』製作発表会見が30日、東京・スペースFS汐留で開かれ俳優・中山麻聖(25)、水石亜飛夢(18)、女優・石橋菜津美(21)、雨宮慶太総監督が登壇した。
本作は、原点回帰として一話完結のストーリーを復活させ、牙狼の生みの親、雨宮慶太総監督のもと歴代最強の黄金騎士ガロの物語が描かれる。主人公・冴島雷牙を俳優・三田村邦彦を父に持つ中山が、ヒロイン・マユリ役を水石が、クロウ役をミュージカル『テニスの王子様』で人気の水石が演じることとなる。
劇中衣装でド派手な演出のなか登場したキャストら。本日が初お披露目とあって、中山は「ガッチガチです」と、緊張で、2人のキャストも苦笑いでうなずく様子も。

主人公に抜てきされたときの気持ちについて問われると、中山は、「本当に嬉しいの一言でしたね。何よりも牙狼に出ることができるというのが嬉しくて」というが、実は相当なプレッシャーも感じていたといい、「殺陣もアクションもやったことがなくて、果たして自分に務まるのかという感じでしたが、選んで頂いたんで、やるしかないという気持ちで自分で自分の背中を押しました。冴島の名前を次いでいるので、これまでの作品を観て、どこの部分を冴島の部分を引き継いだらいいのか、どこの部分を雷牙として出していこうかと思いました」と、手探り状態だったとも。
一方の石橋は先行公開された第1話で包帯だらけのルックで出てくるシーンがあるため、中山から「セクシーでしたね。現場にいられなくて残念でした(笑)」と声をかけられ「そんなことないですよ!」と、はにかむ。この日は第2話の黒のコスチューム姿で、「マユリは人でありながら人でない、器だと言われて、戸惑いました。けれど、監督と話をしてくうちに、最初とは違う感じになってきます。謎が多いので、話数を重ねるごとに、マユリというのは何なのかが分かっていくと思います。すごい謎の多い器です」と説明。

第2話からの出演となる水石は、「クロウもミステリアスでニヒルでクールなキャラですね。また2話から観て頂ければ。ミステリアスの部分がクロウが多い、クロウが成長していく姿をぜひ」と、真面目なアピール。水石は撮影当時高校生だったそうだが、「右も左も分からない状態で現場に入って、役作りもクロウという役で“苦労”しました」と、まさかのダジャレが飛び出すと、2人のキャストから「こういうところがあるよねー」とイジられる様子も。それでも、水石は、「楽しいこともたくさんありましたし、つらい時は3人で力を合わせたりとかして思い出深いです」と、しみじみと語っていた。
すでに撮影は終了しているそうだが、3人ともに撮影に入る3、4ヶ月前からアクション練習をしていたのだとか。中山は、「基本を3人で習って、でもそこで教わった基本はそんなに使われなくて、その応用とした技を繰り広げることになって、1度やった技は二度と使わないという感じの現場を味わいましたね。前もって次の現場でこれやるからと教えてもらったわけではなくて、現場でその日に教えられてだったので、自分の中で噛み砕いてやった感じです」と、苦労話もあり、「牙狼なんですけど、毎回違う現場に来たような感じの現場でした」と、感想を寄せていた。
特撮ドラマ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』は、4月より放送開始!
■本作出演予定の特別ゲスト27人
秋元才加、天野ひろゆき、安藤遥、石井正則、石塚義之、柄本時生、大杉漣、影山ヒロノブ、ガッツ石松、きたろう、黒木桃子、桑江咲菜、佐伯日菜子、セインカミュ、高橋楓翔、羽野晶紀、日村勇紀、松方弘樹、松坂慶子、ミッキー・カーチス、宮地真緒、吉井怜、ROLLY、我妻三輪子、渡辺大ほか


















