タレント・森脇健児（46）とお笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田（39）が29日、都内で映画「スノーピアサー」（監督：ポン・ジュノ／配給：ビターズ・エンド、KADOKAWA）の公開直前イベントに出席した。
作品は2014年7月の地球が舞台。地球温暖化を食い止めるために散布された冷却物質が地球を氷河期に。永久機関を持つ列車「スノーピアサー」に乗り込んだ人々だけが生き残れるという状況から17年後、前方車両の富裕層によって過酷な支配を受け後方車両に隔離された貧困層が、人間の尊厳を取り戻すために革命を起こすという、近未来SFストーリー。
この日、ロングコート姿で作品の主人公・カーティス、エドガーに扮して登場した2人。イベントは「共感した。20代に富裕層、30代から最下層、両方とも経験した。作品は芸能界の縮図や〜！（作品には）どんでん返しが待っている。何があっても前に前に行く！あきらめなかったらチャンスが来る！カーティスから学んだ」とのっけから自身の人生に例えて鼻息の荒すぎる森脇を、「スマップと一緒に（番組を）やっていたときも見ていたし、京都で1人のときも支えていた」と必死で安田がサポートする展開に。
その後も「後方車両の最下層の人はほんとにかわいそう。芸能界と同じ。なかなかグリーン車に行けません！」と自虐ネタを連発する森脇に、たまらず安田も「芸能界と新幹線をごっちゃにしています。（森脇は一見）アツい男ですが実は謙虚すぎて、スマップと（明石家）さんまさんの番組で、（森脇が）中居クンにキレるシーンがあったのに、キレるのを忘れて中居クンに怒られたことも。その後、スマップの楽屋に『ゴメン、スベッて…』って謝りに行くんですよ！フツウ、行ける!?」と森脇の恥エピソードを暴露。それにはさすがの森脇も苦笑いだったが、芸能界を生き残る秘訣について「グチをいったらダメ。カーティスもとにかく前に前に行ってた。（仕事がなくなってから）16年…。フツウにうちの息子も高校生になりましたからね」と神妙だった。
またイベントで、ポン監督に香川照之（48）に似ているといわれ、大ヒットドラマ「半沢直樹」で香川が演じた大和田常務にちなんで、土下座で作品の続編への出演を懇願していた安田だが、イベント終了後の報道陣による囲み取材では「昨年末から土下座のオーダーが多くて1日2、30回土下座をやっていたら腰が悪くなっちゃって…。最近ではハリを打ちながら土下座をやっている。1日5回以上の土下座は危険」などと、実は腰痛が深刻であることを告白。まだ医者には診せていないそうで、「いまは仕事の中心が土下座なんで、ハリでごまかして続けます！まだドクターストップはかかっていないし、家のローンも残っているし、子どももまだ小さいので」と切実だった。
2月7日公開！
