
スーパー戦隊シリーズ第38作目となる特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系、日曜・午前7時30分~)記者発表会見が26日、東京・ドームシティプリズムホールで開かれ、キャストやスタッフらが登壇し、司会はテレビ朝日の宇佐美佑果アナウンサー(25)が務めた。
会見が始まるとVTRが。「変身いたしまぁーす!白線の内側に下がってお待ちください」と駅アナウンス風の声が流れると、「トッキュウチェンジ!」の掛け声とともに、トッキュウ5号までのスーツアクター5人が壇上に姿を現すことに。
まずは、テレビ朝日の佐々木基プロデューサーから本作の狙いについて、「スーパー戦隊シリーズ新作でございますが、シリーズ史上初となります列車をモチーフとした戦隊が誕生いたします。子どもから大人まで幅広いファンを持ちます、列車をモチーフとして鉄道ヒーローとして大ブームを巻き起こすことを狙っております」と、熱を込めて語ることに。

本作では発車ベルや、アナウンス、汽笛といった、列車要素を取り入れているそうで、佐々木プロデューサーは、「変身シーンや攻撃シーンにたっぷりと登場しております。先日、第1話のオールラッシュがありましたが、ユーモアあふれるというか夢が大変あふれておりまして、傑作の予感でございます」と、胸を張る。
とくに変身シーンが見どころだそうで、佐々木プロデューサーは「せっかくなんでやってくれと言われていましたので、ちょっと触りだけでも」と前置きすると、「ただいまより変身いたします!白線の内側までお下がりください!」と、実演し、場内が拍手で沸き返ることも。

さらに、佐々木プロデューサーは同席したトッキュウ1号/ライト役・志尊淳(18)、トッキュウ2号/トカッチ役・平牧仁(26)、トッキュウ3号/ミオ役・梨里杏(20)、トッキュウ4号/ヒカリ役・横浜流星(17)、トッキュウ5号/カグラ役・森高愛(16)を見渡し、「最高の5人がそろいました。1号の志尊くんを始めレインボーラインにピッタリのみなさんがキラッキラに輝いております」と、褒めそやし志尊からは笑みがぼれた。
続けて登場した東映の宇都宮孝明プロデューサーは、内容を説明。「大人になってなくなっていく想像力、劇中ではイマジネーションと言っていますが、そういう力を持っている若者たち、少年・少女の心を持った5人の若者たちが夢の列車に乗って、駅から駅へ、町から町へと旅をしていく物語なんです」と、コンセプトを。

さらに、車掌役の関根勤や車掌の片腕・チケット(cv山口勝平)、車内販売担当のワゴン(cv堀江由衣)にも触れ、「5人それぞれに、個性的な性格付けをしていますので、5人だけでもおもしろいのですが、これに加えて、電車につきものの、車掌だったり車内販売員だったりがいますので、このへんが飛び道具みたいなキャラクターなので、非常に面白いお芝居をしてくれています」と、熱演していることも口にしていた。
アクションについて、宇都宮プロデューサーは「手をつないだり、肩を組んだりして、連結します」と、列車ならではのものがあるとアナウンス。それだけでなく、目玉は『乗り換え』だそうで、「それぞれの変身アイテムを取り替えることによって、“乗り換え”ると。乗り換え変身です。今回、トッキュウレッドではなくトッキュウ1号なのは、彼の色は普通は赤ですけど、青でも黄色でもなれるんです。彼らは変身アイテムを取り替えることによって、それぞれの武器だったりを使いまわすことができる。戦隊シリーズとしては、どちらかというと掟破りな、そういうアクションを行っています。なぜ、そんなことができるのかについては、劇中を観て頂ければ、いずれ明らかになるのでは」と、説明しつつ、展開に期待を持たせていた。
ほかにも、特撮部分へ宇都宮プロデューサーは、「列車というモチーフは非常に向いたモチーフで、特撮は鉄道ファンの人が意外と多くいて、すごい映像を撮ってくれています。普通電車がぶつかり合うことはありませんが、これは架空の、イマジネーションでできた電車で、空も、海も線路を走ってますので、すごい列車特撮が行われておりますので、ぜひ、みなさん楽しみにして頂ければ」と、メッセージを寄せていた。
特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』は2月16日より放送スタート!
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■『烈車戦隊トッキュウジャー』詳細情報
○スタッフ
原作:八手三郎
プロデューサー:佐々木基(テレビ朝日)、宇都宮孝明(東映)、石川啓(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)、深田明宏(東映エージエンシー)
脚本:小林靖子ほか
監督:中沢祥次郎ほか
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
音楽:羽丘佳
主題歌:オープニング『烈車戦隊トッキュウジャー』(歌:伊勢大貴)、エンディング『ビュンビュン!トッキュウジャー』(Project.R(鎌田章吾、YOFFY、谷本貴義))
○ほかキャスト
・レインボーライン
チケット:(声)山口勝平
ワゴン:(声)堀江由衣
車掌:関根勤
・シャドーライン
闇の皇帝の復活を目的として、邪悪な駅を増やし、世界を闇で包もうとしている。
ネロ男爵:(声)福山潤
ノア夫人:(声)久川綾
シュバルツ将軍:(声)壤晴彦
グリッタ嬢:(声)日高のり子
■第1話あらすじ
無邪気 に遊んでいる子どもたち。そこに、突如鳴り響く警笛。
次の瞬間、ビルの影から黒いレールが延び、シャドーラインの悪の烈車・クライナーが走り去り、子どもたちが消えた。
「ご乗車ありがとうございます。この列車は神隠し経由、餓鬼捨て山行きです」
子どもたちを攫ったのはシャドーの怪人だった。子どもたちは恐怖のあまり泣き出す。が、その鳴き声に混じり聞こえてくるイビキの音。そこにいたのは、、、、一人の青年(ライト)。
クライナーを追って突然現れる虹のレール。
「あの烈車!レインボーライン!」怪人はクライナーを使いレインボーラインへ攻撃。悲鳴をあげる子どもたち。しかし、ライトだけは、、、「なんかジェットコースターみたい!」楽しんでる!?
レインボーラインに乗っていたのは、「トッキュウジャー」を名乗る四人(トッキュウ2号、3号、4号、5号)だった。トッキュウジャーと怪人のバトル。その様子を眺めるライト。「すげえ!すげえな、あいつら!よし、俺も」しかし怪人の攻撃を受け、気絶してしまう。
目を覚ましたライトの前には四人の若者。ミオ。ヒカリ。カグラ。なんとトッキュウジャーの正体は、子供の頃ライトの幼なじみだったのだ。車掌が説明する。
世界の影の奥にはシャドーラインという者達がいる。目的は世界を闇で包むこと。彼らに対抗する存在が我々のレインボーラインであり、君たちは人間の夢見る力、想像する力、イマジネーションをもったトッキュウジャーであるのだと…。









