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北公次さん通夜しめやかに…集まったファン泣き崩れる

 70年代に4人組男性アイドルグループ『フォーリーブス』として人気を博し、肝臓がんのため22日に亡くなった北公次さん(享年63)の通夜が25日、東京都江戸川区の東京葬祭慈光殿でしめやかに営まれた。

 祭壇の遺影には2009年1月20日に東京都港区の明治記念館で開いた還暦ソロライブの写真が飾られ、祭壇脇にはステージ衣装4着と単独ライブの写真集、ファンクラブの会報誌などが置かれた。

 26日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、同グループメンバーのおりも政夫(58)、事務所の先輩であるあおい輝彦(64)ら約250人が参列。おりもは「全国からファンの方がたくさん駆けつけて焼香してくださり、公ちゃんも『ありがたいな』と言ってるんじゃないかな」と、ファンへ感謝すると、「大切な友だちを2人も失うなんて悔しいですね」と涙を見せた。

 なお、同グループの江木俊夫(59)は地方公演のため出席できず、26日午前11時から同所で営まれる葬儀・告別式も参列できないという。弔辞を読む、おりもは「その分まで僕がしっかり見送りたい」と話した。

 ファンも約400人が集まり「早すぎるよ、コーちゃん」と泣き崩れる人もあったという。

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