昨年の朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に出演しブレークした女優・足立梨花（21）とドラマ『半沢直樹』（TBS系）に岸川部長役で出演し話題の俳優・森田順平（59）が23日、都内で第10回『オリックスマネー川柳』発表会に登場した。
前年の世相を身近な『お金』を切り口として総括するオリックスマネー川柳。2004年開始以来、今回で10回目を迎え今回も8万を超える応募があり、応募句数の累計は10年間で100万句を超える賑わいを見せている。昨年はモデル・中村アンがプレゼンターを務めていた（参照記事：http://japan-newslounge.com/archives/59686）。
春を意識したピンク色のワンピース姿で現れた足立。解説を加えながら賞を次々と発表し、森田が『半沢直樹』の自身が出演したワンシーンのパロディーで足立を爆笑させつつ、大賞は『ゲゲゲから じぇじぇじぇになって 好景気』（やっとかめ、東京都・40代・男性）と、明かされることに。
これに、足立は『ゲゲゲの女房』（幼少期の飯田ユキエ役）『あまちゃん』（有馬めぐ役）ともに出演したことを、「両方出ているんです！この句が選ばれて嬉しいです！本当に！」と、テンションも高く「実際、私もゲゲゲから移って好景気なんです！」と、ぶっちゃけて笑いを誘うこととなった。
終了後の囲み会見では、2人に即興で1句お願いすると、森田は『安心も オリックスなら 倍返し』と同社の保険を利用していることから、「こびてみました」と、飄々としつつ、「あんまり返ってこないほうがいいんですよね。だから、思いだけで、倍以上ですけど、安心ができるという意味でホッとしています」とも付け加えると、足立から「100点満点です！」との評価が。
一方の足立は、『センターに立つ ニッポンも私も』と変速句を披露し、「ドラマ（『あまちゃん』）でセンター役をやらせていただいたんですけど、ソチオリンピックがあるので日本にセンターに立ってほしいという願いを込めました」と、笑みを見せ、これに森田は「倍返しで200点！」と、息の合ったやりとりを見せた。
さらに、イベントで好景気と言っていたことへの実感を足立に尋ねると、「私は給料制なのでいくら仕事しても値段は変わらないですけど、お金はどうとかではなく、いろんな仕事をさせてもらえるようになったので、私の名前が広がっていけば」と、ほほ笑みながら話してくれることも。
ただし、足立は私生活では「最近一目惚れしたら買うのでなかなか貯金が貯まらないんです」と、苦笑いすると、森田から「好きなもの好きなときに買っておかないと。大人になればなるほどいっぱいお金がかかるから。やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい」と、人生の先輩としてアドバイスがあり、「教えを頂いたので、そういうふうにしたいと思います」と、やりとりすることも。
また、来月にはバレンタインがあるが、足立は「バレンタインというのをすっかり忘れてまして、さっそくきょうこのイベント終わったら買い出しに行こうと思います。料理はうまくないので、試行錯誤して2月のバレンタインに備えたいな」と、気合を入れているようで、当日は「希望では仕事をしていたいです。スタッフの方に渡したりして。ちょっとコビうってるように見えるかもしれませんが」と、苦笑いを浮かべていた。
ほかにも、森田へ『半沢直樹』の続編への質問がされると、「原作自体ができておりますので、それをどういう形でとしてやるのか決まってないですけど、やることはやるでしょう」と、希望的観測を挙げつつ、「片岡愛之助さん演じる黒崎と僕の娘が結婚するということにドラマではなってたので、続編で、その話が破断になってなかったら、僕も引っかかって出れるかもしれないです。でも、どうなっちゃうんでしょう岸川くん」と、不安げな様子も見せていた。
■受賞句（賞金5万円）
○オリックス生命賞
八五三 すくすく育つ 消費税（アカコーチ、静岡県・40代・女性）
○オリックス銀行賞
七年後 夢見てためる 貯金箱（邦ちゃん、滋賀県・50代・男性）
○オリックス・クレジット賞
金メダル 華のお江戸で 倍返し（アキペコ丸、大阪府・50代・男性）
○オリックス自動車賞
生活費 “シライ”のように ひねる妻（鳥の歌、新潟県・60代・女性）
○オリックス不動産賞
五十代 給料だけが 若がえる（梅太郎侍、茨城県・50代・男性）
○50周年特別賞（10万円）
倍返し 誓う感謝の 義援金（テトラポット、岩手県・40代・男性）
