元『AKB48』の女優・増田有華（22）が18日、東京・池袋シネマ・ロサで主演映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』（監督：瑠東東一郎／配給：日本出版販売）舞台あいさつに4人組ガールズバンド『赤い公園』の佐藤千明（21）、津野米咲（22）、藤本ひかり（21）、歌川菜穂（21）、瑠東監督とともに登壇した。
一昨年関西テレビで放送されたホラードラマ『呪報2405』がドラマ化。増田演じるニュースキャスター・北川玲花が事故かと思われた事件の核心へと迫っていくホラー作品。ほかキャストに、丸高愛実、楊原京子、二宮星、唐渡亮、尾崎ナナが出演している。『赤い公園』はドラマ版に引き続き主題歌を歌うこととなった。
本作でホラー映画2本目となる増田は、「ホラーを撮ると、自分に憑いちゃうんじゃないかなと思って怖くて、心配していたんですけど、現場は和気あいあいで楽しくて、そういう不安もなく、すごく楽しい現場でしたね。ずっとギャグとか言ってたんです」と、満喫していたそう。
続けて増田は「男の人の頑張っている匂いがしたときには、ギャッツビーのウェットシートをプレゼントしたりしました。逆にみんなから、『俺ら臭いってこと？』って言われてそういうことじゃないですって言いながら、本当に距離が近い感じでお仕事させて頂きました」と、エピソードを明かすと瑠東監督が、「汗臭くて、異臭がしてて」と言い出し、増田はフォローのために「男の人の頑張っている匂いって言ってください！」と、強調する様子も見せていた。
本作へは、「先にDVDで出来上がったものを頂いてテレビで観たんですが、この前大阪で先に公開されたので劇場に観に行ったら、テレビで見るのとぜんぜん違うんですよ！音もリアルだったし、暗いところだからこそ見える表情とかが怖くて。生で映画館で観る映画だなと」と話し、佐藤も「めっちゃ怖かったです！」とうなずくことに。
また、ホラーものといえば、どこかしらいわくが残るという話もつきものだが、本作もそれには漏れず、増田は「1ヶ所あるって聞いてます。ピークになるシーンがあって、あれそうだよねというところがあるらしいんです。これから観る方には探してほしいと思います」とのこと。
そんな話をしているうちに、怖かった部分を思い出してきたという増田は「撮影現場の病院って潰されちゃったんです。調理場はずっと閉まってたところだそうで、カビ臭いというか、すごい臭いで、空気もそこだけ冷たくて、ちょっとこれヤバイんじゃないかなというのがありました」と、慄きだす。
すると瑠東監督が「有華ちゃん霊感強くて、僕とかは霊感ないんですけど、ヤバイ雰囲気とか感じたら『有華ちゃんきょう大丈夫？』って聞いてました」と言い出し、増田も「毎回確認してきたんです！大丈夫じゃない時も、大丈夫と言わなきゃいけないときもあったかなって。とりあえずスケジュール的に」と、明かし盛り上がっていた。
ほかにも役作りについて、キャスター役として、お手本としてコピーしたキャスターがいたそうだが、「1回だけ座り方を斜め45度にして、『滝川クリステルです』ってやったんですけど、これ呪報じゃないなって。だから休憩中にやってて、本番もやりたかったんですけど、勇気がなくてやれなかったですね」といい、瑠東監督が「そうやってたの有華ちゃんだけだよ」とツッコむと、「なんでそんなこと言うんですか！……って、確かに私がずっとふざけてましたね」と、思い返し認めていた。
最後に増田から「映画はいろいろなホラー映画を見てきたんですけど、唯一無二の自分の中で怖いと思える自信のある作品です」と、PRがあった映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』は18日より同所でレイトショーで上演中！
