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福田こうへい紅白歌唱で祖父母の不安除く!初出場も気負いなし

福田こうへい紅白歌唱で祖父母の不安除く!初出場も気負いなし
福田こうへいがリハを終え初出場者への抱負を語った

 『第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、白組出場の演歌歌手・福田こうへい(37)が登場した。

 岩手県出身で、昨年、日本民謡フェスティバルでグランプリを受賞し、同年10月、『南部蝉しぐれ』をリリースし、演歌歌手としてデビュー。半年で累計11万枚のセールスを突破するという快挙を成し遂げた大型新人として注目を集めている。

 初出場となる今回『南部蝉しぐれ』を歌唱する。『Sexy Zone』に続いてリハーサル2番手で現れた福田。

 歌ってみて「リラックスして歌うことができました」と笑みを見せ、みなさん聞いてくださる方に楽しんで欲しいので、自分が硬いと聞いて下さるみなさんも硬くなってしまう。演歌はこれから大事になっていくので心地よい歌を歌えるように頑張りたいと思います」と、気負いはない様子。

福田こうへい紅白歌唱で祖父母の不安除く!初出場も気負いなし
気合のガッツポーズを見せる

 87歳・85歳の祖父母もこのステージを観に上京するという福田。その祖父母と民謡歌手だった父との間には溝があったそうで「父は8年前に亡くなったのですが、そのときおじいちゃんおばあちゃんは、農家の長男として父を責めたんですよ。『演歌歌手じゃ生計が立たないんだぞ』とか『農家に専念しろ』という詰まった状態だったんです。でもそれが失敗だったなと(祖父母が)思っていると思うんです。いままで。そこで自分も民謡歌手として心配はひとつなくなったんじゃないかなと思うんです。どう言ったらいいんでしょうかね。父を責めた言葉というのが私にも残ってまして。歌でおじいちゃんおばあちゃんの不安も取り除いてあげようという気持ちが強いです」と、背負っている胸の内を語る。

 その祖父母からは今回、「送り出す時、涙目になりながら『頑張ってこいよ』という感じでした。あんまり長くしゃべっているとおじいちゃんが涙目になるので」とのエピソードも語っていた。

 脱サラ歌手として紅白の舞台へ立てることへは、「1ヶ所、1ヶ所でやってきた成果が現れているのかなと。おじいちゃんおばあちゃんへの感謝の気持ち、やったぞという気持ちも大きいですね」と、応援してくれている人への感謝を捧げた。

 今回、北島三郎(77)が紅白を引退するがそのことを問われると、「変な鼻の高い話ではないですけど、バトンタッチさせてくれたタイミングかなとも思いますし、真の演歌をこれからも歌っていきたい」と、思いを語っていた。

福田こうへい紅白歌唱で祖父母の不安除く!初出場も気負いなし

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福田こうへい
福田こうへい紅白歌唱で祖父母の不安除く!初出場も気負いなし
 
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