『第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、紅組出場の歌手・天童よしみ（56）が登場した。
1972年『風が吹く』でデビュー。85年に『道頓堀人情』で大ブレークし、97年の『珍島物語』が100万枚の大ヒットしている。
18回目となる今回は『ふるさと銀河』の歌唱。「今年も18回目を迎えて、紅白に出場させて頂いて嬉しいです。精いっぱい歌わせて頂きます」と、気合は十分なよう。
今年の衣装については、銀河とつく楽曲なことから「星をたくさん集めて、真っ白いドレスにいろんな星を集めました」と、きらびやかなものになるそう。
今年は同局の番組を通じて102歳という祖母のことを取材され、「自分のルーツを知ることができた。『八重の桜』の只見の生まれである祖母のことや、それぞれの『ふるさと』を歌わせていただこうと思っています」と、思いを。
アニメ『進撃の巨人』の楽曲で知られる『Linked Horizon』との対戦になるが、天童はゆるキャラで対抗するようで、自身を大阪のゆるキャラみたいだとたとえつつ、「みなさんにぬくもりを与えられる歌手で行きたい」と、語った。
また、演歌歌手・北島三郎（77）が今回で引退するが、「50回を機に紅白を引退されるのは立派ですし、それと同時にものすごくさびしいです。どうすればいいのか悩ましいところです」と、率直な思いを語っていた。
