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『レベッカ』『断崖』の米女優ジョーン・フォンテーンさん 死去

 アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』や『断崖』などに出演し、アカデミー賞主演女優賞を受賞した米女優のジョーン・フォンテーンさんが米カリフォルニア州の自宅で亡くなったと、NHKが16日に報じた。96歳だった。

 フォンテーンさんは1917年、当時東京に住んでいたイギリス人の両親の元に生まれ、その後米国のカリフォルニア州に移住し、女優としてデビュー。様々な映画や舞台に出演しながら、ヒッチコック監督に見出され、40年の『レベッカ』では大富豪と結婚し、亡くなった前の妻の影に悩まされる主人公を好演した。

 41年には、再びヒッチコック監督と組んだ『断崖』で、夫に殺害されるのではないかと疑心暗鬼になる妻の役を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞。フォンテーンさんは女優引退後、カリフォルニア州の自宅で暮らしていたが、老衰のため15日に亡くなった。

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