今季限りで引退した元プロ野球『埼玉西武ライオンズ』選手の石井一久氏（40）と、妻でフリーアナウンサーの木佐彩子（42）が12日、都内で行われた「プリンススノーリゾート2013－2014アンバサダー『スキーな夫婦』任命式」に登場した。
夫婦漫才のような天然な会話をする夫と、それを受け止めシッカリ後ろで手綱を握る賢妻という夫婦関係に、「父親居なくて、息子2人を見ているよう」と、石井氏が自ら言うと、木佐は、「そういうのはありますね。ちょっとイラっとするときも、子供だと思うと腹立たない。お仕事して稼ぐ息子ですね」と、夫婦円満の秘訣を。
万座スキー場開業から今年で57年目を迎え、現在10のスキー場を運営しているプリンススノーリゾート。同リゾートは、こどもリフト無料などの『キッズフリープログラム』を昨シーズンに引き続き実施。さらに、今シーズンからは家族や三世代に楽しんでいただける『ファミリープログラム』実施する。
そこで、仲が睦まじく、小学生の子供がいる石井・木佐夫妻が、プリンススノーリゾートのモデルファミリーのイメージと重なることから、同アンバサダーに選出された。
上がブルーで下が黒のスキーウェア姿で登場した石井氏は、「スキー場でもこんな厚着しないので、熱いですねぇ～。もっと寒ければよかったかなと。タンパンでも」と、石井らしいひょうひょうとした答えで笑わせる。
それを木佐が、「そんな人はいないでしょ」と、かるくツッコムなど、夫婦漫才を見ているかのような掛け合いがちょいちょい展開される。
木佐は、学生時代、局アナ時代にけっこうスキー場に行っていたそうで、「学生時代には、みんなで夜行バスで一泊2日で行きました」と、思い出を語る。結婚してからも、「主人がキャンプ中の2月に。1か月丸々居ないという素晴らしい月があったので、息子とは（スキーに）行っていたから、私の方がちょっとは」と、スキーの腕は石井より上と言う。
そして、現役を引退した夫と、「野球選手はケガをしてはいけないという事で、スキーをやっちゃいけないと思っている。いままでは温かいとこ行ってボーッとするというイメージだったんですけど、これからは大人数でワイワイ行きたい」と、アンバサダーにふさわしいコメント。
一方、石井氏は、「ケガっていうか、興味がなかった。一応、野球選手なんで野球以外に興味を持てなくなっちゃう。けっこうストイックなんで本当は。辞めた後だからいろんなことしたいなと。好奇心増えましたね。いましかできないんで。夏は夏で冬は冬で季節のスポーツをしたい。サバイバルゲームやってみたい。スキーしないときは、ゲレンデでサバイバルゲームを」と、ぶっちゃけ過ぎなトーク。
スキーの想い出も、「1度だけ行ったんですけど、寒くて、ストーブに近づき過ぎてスキーウェアが焼けちゃった。これからはもっとすてきな思い出を作ろうと思います。（スノー）ボードやってみたいですけど、ボードが僕の体重に耐えられるか不安です」と、ワールドは崩さない。
スキー初心者として、奥さんに教わることになるが、「歯がゆい思いあります。そこは、プライドを捨てて、体重が重いので加速が早いと思いますから、まずは、スキーで止まり方から教えてもらいたいです。止まる前に転び方を」と、言って笑わせた。
それでも、石井氏は、「息子がまだ一緒に行ってくれる年なんで、そういう時期に行きたいなぁ」と言うと、「西武ライオンズに所属していて、プリンスホテルのパンフレットがいっぱいあるから、ミーティングの時とか暇だから、よく持って会場に入って下調べしたんですけど、富良野がいいんじゃないか。僕調べでは。大自然があって。東京と大自然が好きです」と、さらっと仰天発言。これには報道陣も関係者も笑うしかなかったが、木佐だけは、「暇じゃないでしょ！」と、ツッコむ。
しっかりものの賢妻にマイペースな夫という夫婦関係に、「父親居なくて、息子2人を見ているような」と、石井氏が自ら言うと、木佐は、「そういうのはありますね。ちょっとイラっとするときも、子供だと思うと腹立たない。登板日もグーグー寝てるんですよ。これは子供だと思うと起こすのはお母さんの役割なので。お仕事して稼ぐ息子ですね」と、マイペースな夫と仲睦まじくいる秘訣を。
石井氏は、「息子じゃないんで、父親としての自覚を持とうかなと」と、セカンドライフのスタートとともに、「夫」として目覚めたようだ。
また、石井氏は、来年の4月1日から吉本興業の契約社員としてサラリーマン生活をすることが決まっているが、木佐は、「すごい毎日忙しくて、生き生きしてて、清々しく生きている。よかったんじゃないんかな。忙しくて、いい具合にすれ違っていますよ」と、好意的。
石井氏は、「野球選手は何時にトレーニングして、何時に試合が始まり、何時に終わるかとかはわかるんですけど、今は仕事によって、早かったり、遅かったりして、すごいリズムなので戸惑っています。やりがいとしては、まあまあのやりがいがあります」と現状を報告。
子供に対して、「いろんな職業を選べる子になってほしい。野球選手は大変。なかなか僕までたどり着くのは大変なんで。いろんなことを選択できる子になってほしい。いまは厳しい。いまは朝、『起きなさい』って、すごい怒鳴り声で怒られている。俺のことかなと思って目を覚ます」と、やっぱり、まだまだ「子供」のようだ。
新たなスタートとなる2014年を漢字１文字に表わすと「激辛の“激”ですね。辛い物を克服できるようになりたい。汗をかいちゃうので、グレーのＴシャツが着づらいんですよ」と、言った後、「来年は激しく行動していきたいという意味も込めて。いままではマイペースだったので」と、付け足すなど、最後まで石井ワールド全開で会場の笑いを誘っていた。
木佐は、今年振り返って「“汗”ですね。いろんな汗があるんですけど、イライラしてかく汗、楽しいことして喜びの汗。本番での冷や汗。それぞれすごい違う。いろんな汗かいたかな。充実の汗。いい汗かきたいと思って人生生きている」と、充実した1年を振り返った。
同CMは12月14日より放送
また、発表会には、テレビCMキャンペーンソングを歌っているSerenaが『Winter dream』を歌唱。同ＣＭに出演している子役の松本来夢（10）も登場した。
＜プリンススノーリゾート一覧＞
富良野スキー場、雫石スキー場、苗場スキー場、かぐらスキー場、六日町八海山スキー場、万座温泉スキー場、軽井沢プリンスホテルスキー場、妙高杉ノ原スキー場、志賀高原焼額山スキー場、狭山スキー場
＜プリンスホテルスノーリゾートHP＞
http://www.princehotels.co.jp/ski/
