2013年の世相を漢字1字で現す『今年の漢字』が12日、京都市・清水寺で選ばれ、今年は「輪」(りん、わ)となった。
午後2時すぎ森清範貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙へ勢いを持って「輪」と墨で揮毫した。
日本漢字能力検定協会が1995年から公募しているもので、冬の風物詩となっているもの。同協会公式ホームページによると、応募17万290票のうち、「輪」が9518票で最多となったという。
2020 年オリンピック・パラリンピックの東京開催、富士山の世界文化遺産登録、サッカーFIFA ワールドカップ 2014 に日本代表の出場が決定など日本中が「輪」になって歓喜にわいた年であることや、台風や竜巻、集中豪雨による洪水など自然災害で多くの支援の「輪」が広がったことが理由に挙げられることとなったり、“友達の「輪」”をつないできた人気長寿番組「笑っていいとも!」来春終了予定というのも理由に挙がった。
なお、2011年は「絆」、12年は「金」となっていた。