お笑いタレント・ケンドーコバヤシ（41）が米映画「パシフィック・リム」（監督：ギレルモ・デル・トロ）のブルーレイ＆DVD発売記念イベントに出席。日本のロボットアニメや怪獣特撮映画へのオマージュから生まれた大作に「日本のロボットアニメや怪獣のいいところを全部吸収していて、男心をくすぐる作品。特撮モノではいちばん巨大さを感じた」と熱烈PRした。
深海から突如出現し、人々の命を奪う巨大生命体に対抗するため、環太平洋沿岸（パシフィック・リム）諸国が人型巨大兵器”イェーガー”を開発。人類の存亡をかけて戦うという壮大なSFアクション大作。ヒロインの森マコ役に女優・菊地凛子（32）、その幼少期役では子役・芦田愛菜（9）がハリウッドデビューを果たしている。
日本語吹き替え版では、林原めぐみ（「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役）、古谷徹（「機動戦士ガンダム」アムロ役）、三ツ矢雄二（「タッチ」上杉達也役）など、日本のアニメ界のそうそうたる面々が声優出演しているのも話題。そのなかに交じって、ハンニバル・チャウ役で声優に挑戦したケンコバは、闇市商人の役柄にちなんで、「ボクはむかし、闇市で内蔵とか売っていたんです。すごい声優さんたちがいっぱいで緊張しましたが、闇市商人として負けずにやらしていただきました！本来、自分に厳しいスタンスですが、でも100点でしたね」と自信満々だ。
作品の試写会などでは、出演している菊地と一緒に回ったそうで、NY在住の菊地から「NYにぜひ、遊びに来てくださいよ。私、案内しますから」と言われた言葉を真に受け、「その2週間後にNYに行ったんですよ。そしたら、菊地さん『いま日本に戻りました』って。マジで来るとは思わなかったでしょうね。約束したやないか！だから日村さん（バナナマン）と一緒に乗り込んだのに。2泊4日の弾丸ツアーで、ヤンキースの試合を観て、ステーキを食べて帰りました」とトホホなエピソードも。
それでも、作品については、「（監督は）デカさを伝えるのが上手い！」としきりに感嘆していたケンコバに、MCが「男性はデカイほうがいい？」と問うと、突如「やめて下さいよ。下ネタは封印しているのに」と勝手に下ネタに方向転換!? MCが慌てて、「ロボットとして…」と付け加えると、「ああ、そっち。男はデカいに限るでしょ！」とニンマリ。オファーの際には「スケベな店の待合室でマネージャーから電話がかかってきて、大きな声でしゃべれないので、とりあえず『OK！』って言っておいたら、後で事の重大さに気づいた。いい思い出でした」と得意の下ネタもしっかり挟みこんでいた。
お題にちなんで、”イェーガー”に誰と乗り込みたい？と問われると、「あたたかく見守ってくださいね。ってああ、最近、熱愛なかったですね」とニンマリ。「かわいい女の子がいい。1日に7、80人くらいいいなっていう人がいるけど、1番リンクしそうなのは日村さんかな。年明けにも旅行に行くことになってるし。クリスマスも京都でライブの予定が入っている」としばらくはプライベートも静かな様子。
最後は「（作品の）エンドロールにあたくしのおいしい箇所があるので、ラストまで観てください！」としっかりとPRしていた。
同日発売。「パシフィック・リム ブルーレイ＆DVDセット」（初回限定生産）が3980円。
