『2013ミス・インターナショナル世界大会』記者発表会が9日、都内で行われ、世界各地から集まった66名がステージに登場し、華やかなウォーキングを披露した。
ミス・ユニバース、ミス・ワールドと並ぶ世界3大ビューティーショーが6年ぶりに東京で開催される。75カ国の国と地域の代表が集まる17日の世界大会に先立ち、この日は66名が民族衣装をイメージしたコンセプチャルなドレスと水着姿を披露。報道関係者による投票で“ミス・フォトジェニック”にリトアニア代表のエルマ・セッダヴィシュートさん(19)が選ばれた。
エルマさんは「はじめての経験で緊張してます。本当はとても恥ずかしがりやなので」と微笑みながら「日本が大好きなのでとても嬉しいです」と話した。北欧のバルト海に面したリトアニアから世界大会へ挑むが、「日本に来たのは3回目。しゃぶしゃぶは大好きな食べ物のひとつ」とファニーな笑顔で語った。
今年の日本代表を務めるのは東京出身の高橋有紀子さん(25)。高橋さんは山本寛斎デザインによる着物とレディ・ガガのヒールをデザインしたことで一躍有名となった舘鼻則孝デザインによるヒールを着用。先日来日したガガが『MUSIC STATION』(テレビ朝日系)で両者を身につけていたという、いわば“ガガ様コーデ”をまとい美脚を大胆に披露した。
“幸福を呼ぶ”という「筒描」という今では珍しくなった染め方で彩られた着物について「なにか面白いことを出来ないかとという時に山本寛斎さんの本を見つけて、お手紙を書いたんです」と明かした。色とりどりの個性的な衣装で溢れた会場に、高橋さんは「世界のみんなのコスチュームを見れて嬉しかったです」と笑顔で語りながら、ドレスについて「浴衣やおいらんというイメージをくつがえしたかったんです。女性らしさを加えたくて脚を出した衣装にしました」と語った。
昨年行われた大会では吉松育美が日本人史上初となるグランプリに輝いたことでも話題となったが、高橋さんは「世界一を目指したいです」と堂々と宣言。「つながりを作りながら楽しんで挑みたいです」と意気込んだ。
決勝大会は12月17日に開催。