
女優・川島なお美(51)の夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(46)が、20日までに更新された自身のオフィシャルホームページを通じ、左目をわずらい目が見えなくなる危機に瀕していることを告白した。
「御心配頂きありがとうございます!」とのタイトルで更新され、左目にアイパッチをした鎧塚氏の写真が掲載されている。
「一昨年の春、網膜中心静脈閉塞症という病気に罹ってしまいました。簡単に言えば左目の奥の血管が詰まってしまいました。何故詰まってしまったかにつきましては解りません。それから視力が徐々に落ち出しました」という鎧塚氏。
さらに、鎧塚氏は、「昨年夏頃からは光をも感じる事が出来なくなってしまいました。昔は眼底での異変ですので手術直後以外は外見はほとんど異常が解らなかったのですが最近では日によって違うのですが左目が真っ赤になるなど一見して左目の異常が判るようになってしまいました。それでも目が一時的に白くなる眼薬を使用して何とか凌いできたのですがその薬もどうやらあまり効かなくなってきてしまったようです」と、現状を明かしている。
今回、発表に至ったのは、パティスリー『Toshi Yoroizuka』でのルールがあったからだといい、「食に携わる人間として清潔感が大事だと考えるから」と、眼帯をしなければならない状態でも非礼にならないようにするためだったという。
「『失明』という言葉を使いたくありません。万が一の可能性にかけて多くの眼科の先生方が私の為に頑張って下さっています。家内も懸命に頑張ってくれています」といい、一時は引退も考えたそうだが、「一時はお菓子のデコレーションも細かい所が上手くいかず引退も考えましたがそれを救ってくれたのはスタッフのみんなです。私を信じて懸命に働いてくれているスタッフを置き去りにして引退なんて出来ません」と、決意を新たにし「味覚はますます健在であります。 独眼竜パティシエは益々、より良き菓子作りに向かって邁進したします!」と、意気込みを述べている。

また、この発表に、妻の川島も自身のオフィシャルブログで、3ヶ月の間に3回鎧塚氏が手術したことを明かすと、「手術するたびに悪くなっていったというのが正直なところです高い眼圧目の奥で繰り返す出血光さえ感じられなくなっていき今年に入ってセカンドオピニオンの病院にも行きましたが診断は同じ 完全にあきらめてくださいとは誰もおっしゃいませんが 難しいですねと首をふるばかり 彼の左目は光を失ったままです」としている。
川島はさらに「悲観して彼の目がよくなるならそうしますが嘆いても始まらないだから私は落ち込んだりしません左目の視力と引き換えに味覚や職人としての感覚はますます鋭くなりこれからももっと素晴らしい仕事を成し遂げていくと信じています」と、夫に信頼を寄せると、「私生活では私が彼の左目になります」と、寄り添っていくことを誓っている。