アニメ『となりの関くん』製作発表会見が26日、都内で開かれ“関くん”こと関俊成役・下野紘、横井るみ役・花澤香菜、原作者で漫画家・森繁拓真氏、劇中歌を歌う歌手・水木一郎が出席し、司会はテレビ東京の繁田美貴アナウンサー（29）が務めた。
現在『月刊コミックフラッパー』で連載され、累計発行部数160万部を突破する人気を誇る“日本唯一の授業サボりマンガ”がキャッチフレーズの本作。『クレヨンしんちゃん』などを手がけるムトウユージ監督に、『黒魔女さんが通る!!』、『ご姉弟物語』キャラクターデザインを手がけた大武正枝氏、制作にシンエイ動画という布陣。さらに、花澤がOP曲『迷惑スペクタクル』を歌唱する。
本作では関くんは寡黙な感じで工作に打ち込むことから、花澤が下野を「アフレコでは私がしゃべりまくるぶん、きょうは下野くんがしゃべると言ってます」と、下野は「頑張ります！」とさわやかな笑み。
さっそく、報道陣へ向け、先行試写が行われたが、初めて完成品を観るという花澤は、試写中、「何度も身を乗り出し、笑いを噛み殺すのに必死な様子で、大満足の出来を伺わせることに。
アフレコについては、花澤は、「横井さんの声にかぶらずにいかに下野さんがやるかという、緊張感があるんですよ」としみじみ話すと、下野は「花澤さんの邪魔だけは絶対にしないようにと思って。最初から喋りませんよと言われていて、漫画ではアドリブがつかないんじゃないかというところで、アドリブがついたりしているんです。やっていて面白いと思います。台本の中でここでアドリブ入れてくださいという指示があったりするんですが、全部が全部入れるんじゃなくて、その場に応じてなんですけど、関くん自体もものすごく活躍するというか気が抜けないですね」と、コミカルな本作にしては緊張感が漂うそう。
一方の花澤は、「私だけ汗だくになりながらアフレコしてます。横井さんのくだりで物語を展開していかなきゃいけないので考えてやっています」と話す。
横で聞いていた森繁氏は、本作の出来に満足なようで、「命が吹き込まれている感じです。関くんはしっくりしています。アフレコのときは不安だったんです」というと、下野は「実際見るまで不安で不安でホッとしましたね」と、胸をなで下ろす一幕も。
さらに途中から劇中歌『団欒！ロボット家族』を歌う水木も同曲の歌唱を見せるなどした後に、学生時代の自身の“暇つぶし”エピソードを問われると、下野は、「机に穴が開いていたんですけど、消しゴムの削りカスで穴を埋めるということをしていまして、深ければ深いほど、平らにするという作業に没頭していたんだと思います」と、遠い目。
花澤は、「私は机に何かをするということはなく、オリジナルの遊び方とかで、替え歌を作ってました。プロゴルファーの丸山茂樹さんにそのころはまっていて、丸山茂樹さんの歌というのをつくった」という。そこで下野が「ワンフレーズ歌ってみて」と熱烈リクエストすると、人気アイドルグループ『モーニング娘。』の『ハッピーサマーウェディング』を替えた「♪あ～丸山茂樹～」と恥ずかしげに歌い出し、場内の報道陣を沸かせる。そこに、水木は「なんだよ～。プロゴルファーだから俺の『プロゴルファー猿』だと思ったよ」と、オチまでつけていた。
アニメ『となりの関くん』はテレビ東京にて、2014年1月5日より毎週日曜深夜2時05分～2時15分放送、AT-Xでも放送予定！なお、毎週月曜日より、以下各サイトにて最新話を同時配信予定
○GyaO！http://gyao.yahoo.co.jp/ct/anime/（1週間無料）
○dビデオpoweredbyBeeTVhttp://pr.video.dmkt-sp.jp/
○UULAhttp://uula.jp//top/pc/
○あにてれしあたーhttp://www.tv-tokyo.co.jp/anime/theater/
（1週間無料）
○ニコニコ動画http://www.nicovideo.jp/
○ビデオマーケットhttp://www.videomarket.jp
