アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループで大阪・難波を拠点に活動する『NMB48』が25日、『第64回NHK紅白歌合戦』への出場が決定し、東京・渋谷のNHKで出場者会見に登場した。
“さや姉”山本彩（20、チームN）からは、この決定が聞かされたときのシチュエーションから話しだし「私達はNMB48は先程実は、コント番組の収録と聞いてこの話を聞かせていただいたので、すごく動揺しています」と、語りだす。
続けて山本は「私達NMB48はこの1年間年の始めから紅白歌合戦のステージを大きな目標として“てっぺんとったんで”というスローガンで活動してきたんです。ツアーの最終日にはNHKホールに立たせて頂くことができまして、それが終わってから、メンバーのみんなと応援してくださってるファンのみなさんと、また年末にこのステージに帰ってこようねという約束をしていたので、その約束がかなって嬉しく思います。グループとしても光栄に思います」と、万感の思いをスピーチした。
さらに、山本から「私達の拠点にしている大阪というのはアイドルが育たないというのを言われているんですが、その大阪でもしっかりアイドルというのは育つんだぞというのをアピールをステージでできたらいいなと思っています」と、ステージへかける思いも語られた。
報道陣からは『NMB48』として単独出演する気持ちを問われ山本は、「この1年とくに紅白歌合戦に向けてみんなで気持ちを向けて突っ走ってきたので、嬉しいです。去年初めて先輩のSKE48さんも単独出場されたときに、すごく悔しいというか気持ちが大きく残ったので、来年こそは私達単独で出演したいなと思っていたので、それがかなって本当に本当に嬉しいです」と、コメント。
『AKB48』も兼任する“みおりん”市川美織（19、チームN）にも質問がされたが、「ビックリ致しました」と語りだすと、しどろもどろになり同じく初出場の泉谷しげる（65）から「お前テロップ入れろよ！」と、冷やかされつつ、「私としてはレモンになりたいので、レモンの種をまいていきたいと思います。説明がへたくそですみません。とにかく嬉しいということです」と、語った。
ほかにもNMB48らしさをどう出すかとの質問には“みるきー”渡辺美優紀（20、チームNのメンバーおよびAKB48チームB）は「よくお笑いといわれるんですけど、『NMB48』はツアーをたくさんさせていただいて、みんなでパフォーマンス力を高めていこうとやってきたので、画面から伝わる迫力のパフォーマンスをしたいと思います」というと、山本は「まだ、私の中の考えですけど、シングルごとに、技だったりとか組体操だったりとか、そういう部分を1曲1曲盛り込んでいるので、せっかくみんなで立てるのであれば、全員でできるような1つの見どころを作りたい。それと、今日着ている衣装のように、派手な衣装にできたらいいなと思いますし、パフォーマンスも99.9％、100％シンクロできればいいなと思っています」と、構想を明かしていた。
最後に、総合司会を務める有働由美子アナ（44）から、「CDのジャケットはNHKホールでしたが、紅白歌合戦を意識されていましたか？」と問われると、山本は「意識していました。それだけを目指していました」と、やりとりすることもあった。
NHK紅白歌合戦は12月31日午後7時15分から放送スタート！
■出場アーティスト（カッコ内は出場回数）
【紅組】
aiko（12）
E-girls（初）
いきものがかり（6）
石川さゆり（36）
AKB48（6）
SKE48（2）
NMB48（初）
きゃりーぱみゅぱみゅ（2）
香西かおり（17）
伍代夏子（20）
坂本冬美（25）
高橋真梨子（2）
天童よしみ（18）
AAA（4）
DREAMS COME TRUE（15）
西野カナ（4）
Perfume（6）
浜崎あゆみ（15）
藤あや子（19）
松田聖子（17）
水樹奈々（5）
水森かおり（11）
miwa（初）
ももいろクローバーZ（2）
和田アキ子（37）
【白組】
嵐（5）
泉谷しげる（初）
五木ひろし（43）
EXILE（9）
関ジャニ∞（2）
北島三郎（50）
クリス・ハート（初）
郷ひろみ（26）
ゴールデンボンバー（2）
コブクロ（8）
サカナクション（初）
三代目 J Soul Brothers（2）
SMAP（21）
Sexy Zone（初）
T.M.Revolution（4）
TOKIO（20）
徳永英明（8）
氷川きよし（14）
福田こうへい（初）
福山雅治（6）
細川たかし（37）
ポルノグラフィティ（12）
美輪明宏（2）
森進一（46）
ゆず（5）
Linked Horizon（初）
