俳優・東出昌大(25)、木村文乃(26)、玉木宏(33)、高梨臨(24)、時任三郎(55)、大塚寧々(45)、山崎竜太郎(11)、倍賞千恵子(72)が23日、東京・丸の内ピカデリーで映画『すべては君に逢えたから』(監督:本木克英/配給:ワーナー・ブラザース映画)舞台あいさつに本木監督(49)とともに登場した。
東京駅を舞台に6つの“愛”の物語が描かれるオムニバス作品で、人気若手からベテラン俳優まで色とりどりの等身大ラブストーリーが楽しめる。2人は『遠距離恋愛』に出演。東京のドレスメーカーに勤める山口雪菜(木村)の視点から宮城・仙台に転勤になってしまった津村拓実(東出)との遠距離で、揺れ動くカップルの様子がかいま見える仕上がりとなっている。
司会から東京駅でのシーン撮影について問われた東出は、「元々人混みが苦手なので恥ずかしいと思っていたんですけど、やってみたら自分たちの世界に入るので大丈夫でした」と、振り返りつつ、プロポーズをどこでしたいかと問われると、「理想は旅行先とか、非日常の力でごまかして結婚に行ければ」と、少々頼りなげな発言に隣にいた玉木も笑い出すことに。
一方の木村へ本作を演じてみて、遠距離恋愛はどうしたらうまくいくかとの質問がなされると、「遠距離恋愛だからというところよりも好きでいることを諦めることがつらいなというのが気づいたんです。たとえばうまくいかなくなったとして、うまく行かなくなっていることよりも、その元を見つめなおして、会って伝えるなりするのがいいと思います。言わないと伝わらないのでちょっとは前に進めるのかなと思いました」と、恋愛指南で、これにうなずく観客が続出する様子も。
本作にかけて理想のクリスマスについて質問がされると、東出は、「僕は予定もないし相手もいないんですけど、何年後かに結婚して子どもを産んで子どもと過ごしたい。そのときはこの映画のDVDを観ながら過ごしたい」と、現在はフリーであることを、しみじみ話していた。
映画『すべては君に逢えたから』は新宿ピカデリーほか全国ロードショー中!