書道家の武田双雲（38）と“美女採集”で知られるアーティストの清川あさみが10月22日、都内で東レの新ブランド『Ultrasuede（ウルトラスエード）』日本デビューイベントに登場した。
東レが生み出した『Ultrasuede』は滑らかな手触りと美しい発色を持つスエード調の人工皮革。北米ではすでに40年の歴史を持つ同ブランドが“グローバルブランド”として全世界へ展開する。このことを記念し、清川によるUltrasuedeで装飾された茶室がお披露目された。
共に和装で登場した武田と清川。武田は、黒を基調にしたモダンな茶室をひと目見るなり「千利休が見たら驚きますよ！ なにやってんですか！」と驚嘆。初めて挑んだという茶室作りに、清川は「私の友達もお茶をする人が多い。敷居が高くて手がつけれないと思っていたんですが、自由に発想していいと言われて自分が見てみたい現代版の茶室を作りました」と振り返った。
これについて武田は「生半可にやるより、ここまでやるんだったらいいかっていう感じですよね。なんで僕の掛け軸がないのか。『東レ』と書きたかったのに」と会場の笑いを誘った。清川は『Ultrasuede』について「優しく包んでくれる素材」と語り茶室の内装について「ファブリックを、素材感を前面に出したかった」と語った。
畳にまで『Ultrasuede』を織り込んだ作りに清川は「クールジャパンをすごく意識して、私が感じる茶室。こういう所でお茶が飲めたらいいな」と語った。 武田は「特別な空間。今までにない作品が生まれそう。最先端の波動を感じます。清川あさみは枠をはずしてくれる人」と絶賛し「（同商品を）筆にしても面白そう。キャンパスにしてもいい」と創作意欲を溢れさせた。
