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吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判

吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判
吉倉あおいが母からの手紙に涙をぬぐうのも忘れ聞き入った

 女優・吉倉あおい(18)、俳優・柳楽優弥が16日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で映画『ゆるせない、逢いたい』(脚本・監督:金井純一/配給:S・D・P)初日舞台あいさつに金井監督とともに登壇した。

 出逢って間もなく恋に落ちたそれぞれ家族というものに傷を持つ隆太郎(柳楽)とはつ実(吉倉)。ある日、デートから帰宅したはつ実は過保護な母親(朝加真由美)から咎められ口論となった末に携帯電話が破壊されてしまう。そうして連絡ができないようになってしまいすれちがってしまった2人だったが、偶然にも隆太郎がはつ実を街で見かけたことから高ぶる感情を押さえ切れずはつ実を襲ってしまうこととなる。事件が起こってから一転してしまったはつ実の生活だったが、絶対的に許せないという心の奥底には隆太郎へのほのかな思いも残っており…。“デートレイプ”という題材で男女の思春期の恋愛を描いた衝撃作となる。

 まずは吉倉から「映画に出演してがむしゃらに走ってきたので、緊張していますし同時に嬉しい気持ちでいっぱいです」と、初日を迎え胸いっぱいな様子を。映画、ドラマなど数々出演してきたが、本作で初主演となり、「主演と聞かされずに脚本を渡されたので、とくにこの作品が伝えてくるメッセージというか、はつ実ちゃんのメッセージに感動して、ぜひこの役を演じたいと思って涙しました。撮影当時ははつ実ちゃんと同じ17歳で運命を感じていました」と、当時の気持ちを振り返る。

吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判
 

 相手役が柳楽だったことへは、「プレッシャーがいいことなのか悪いことなのか分かりませんけど、なかったんです。柳楽さんの背中を追いかけて撮影していました」と、堂々としたものだったそう。

 その柳楽は、「僕が演じたのが加害者の役だったのでみんな冷たいというか、孤独だったというか」と、場内を沸かせると、「吉倉あおいさんを見ている感じではなく、はつ実を見れている感覚だったんで、この作品に対する熱いものを感じて、とても引っ張っていってもらったものがありました」と、その演技に太鼓判を押していた。

吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判
手紙を手渡しする金井監督

 本作はテーマが難しいものなだけに20稿ほど書いたという金井監督は「ラブストーリーとしてはあまりない展開ですし、流れをどう作るのかというのがあって脚本も2年かかったんです」と考えに考えぬいたという。

 それだけに思い入れも多く金井監督から柳楽へと、感謝の言葉をつづった手紙を読み上げることに。そこにMCから吉倉の母親から吉倉宛に手紙が届いていることも明かされ、MCから、成長や仕事へのエールなどが読み上げられると、これには吉倉も感極まって涙が止まらない。手紙を読み終えた後、吉倉は「裏で『お母さんからの手紙を読まれて泣かなかったらニュースにならないから泣いてくれ』と言われてて、『そんなこと言われたらプレッシャーで泣かないです』と言ったんです。でも、ママからの手紙だと本当に…ママの娘に生まれてこれてよかったありがとう!」と、裏話をしつつ思いを語っていた。

 映画『ゆるせない、逢いたい』は全国公開中で、今後は香港アジア映画祭、モロッコ・マラケシュ国際映画祭のコンペティション部門への出品、台湾での公開も決定している。

吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判

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吉倉あおい
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柳楽優弥
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金井純一監督
吉倉あおい 初主演の映画舞台あいさつで号泣!柳楽優弥「熱いもの感じた」と太鼓判
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