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「ほこ×たて」打ち切り!不適切演出謝罪で「真剣勝負を標榜している番組の継続は不可能と判断」

 不適切な演出があったとして10月27日から放送を取りやめていたバラエティー番組『ほこ×たて』(フジテレビ系、日曜・午後7時~)が放送終了となったことが1日、番組ホームページを通じて発表された。

 「『ほこ×たて』放送終了について」とのタイトルで掲載されており、「10月20日放送『ほこ×たて2時間スペシャル』の「どんな物でも捕えるスナイパーVS絶対に捕えられないラジコン」の中で、出演者の方からご指摘頂いた収録の順番や、対戦の運営に関する経緯は、大筋において事実であり、不適切な演出があったことが社内の調査で確認されました」としている。

 さらに、「2012年10月21日放送分『どんな物でも捕える猿VS絶対に捕えられないラジコンカー』中でも、不適切な演出と、動物に対する配慮に欠けた撮影が行われていたことが確認されました」ともしている。

 番組終了へは以上の調査結果を踏まえ、「視聴者の皆様の期待と信頼を裏切る行為が確認された以上、真剣勝負を標榜している番組の継続は不可能と判断し、今後の『ほこ×たて』の放送終了を本日決定致しました」と説明。

 なお、調査結果は1日にBPOの放送倫理検証委員会に報告書を提出したとしており、「引き続き調査を進めてまいりますとともに、再発防止を徹底するため、社内制作セクションを横断した対策委員会の設置、及び識者を講師とした『コンプライアンス懇談会』の開催を決定致しました」としている。

 最後に、「視聴者の皆様、真摯にご協力頂いた出演者の皆様の信頼を裏切る結果となってしまいましたことを深く反省し、心からお詫び申し上げます」と、謝罪のメッセージがつづられている。

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