歌手・小林幸子（59）が31日、東京・六本木のニコファーレで『ニコニコ年末年始に関する発表会見』に登場し、同所で開かれる年末の『ニコニコ年越し！小林幸子カウントダウン LIVE ～オープニングアクト：ダイオウグソクムシ～』へ向け“衣装建設計画”を発表した。
小林は2012年10月22日ニコニコ生放送に登場し、昨年も大忘年会に特別映像生出演。今年4月のニコニコ超パーティーⅡへの出演など関わり深く、“ラスボス”の愛称で親しまれている。
薄いピンク色の着物姿で登場した小林。今年9月に『歌ってみた』に初投稿した楽曲『ぼくとわたしとニコニコ動画』が約140万回の再生を果たすことを株式会社ドワンゴ取締役の夏野剛氏から「ネットの中でボスとして君臨していく姿を目の当たりにした」とともに告げられると、小林は「一番私がびっくりしました」と、笑みを見せる。
“ラスボス”として登場するようになってから、自身のファンクラブにも変化が起こっているそうで、「10代の子がたくさん入会してくれました。会場でお客さんを見た瞬間に、演歌を好きな小林幸子を観に来たのとは違う“ラスボス”を観に来たという人が来たという感じでいるような人がいます。すごく新鮮です」と、実感を語った。
そして、今年年末の目玉となる小林の出し物の話題へ。場内スクリーンで「幸子城」建設すると発表し、生放送を見ていた視聴者からは「ニッポン制圧」「クッパに見えなくもない」弾幕も流れ盛り上がる。大部分はCGによる映像だそうだが、小林過去最大級の大きさのものになるそうで、「やったことのないことをできるのは楽しみです。小林幸子を楽しんでもらえるということが50周年の節目になると思います」と、挑戦する姿を見せた。
なお、この衣装をほかで使い回すのかについては、小林は「ここでしか使えない」と言い切り、夏野氏も「一夜限り」とプレミア感あるものだそうだ。なお、関係者に金額を尋ねると、「これから作るので一体いくらになるか予想もつかない」としつつも、大きな金額が動くことを匂わせることも。
発表会では“城”建設ということで地鎮祭が開催。神主による祝詞が読み上げられると、場内は厳かな雰囲気となり静まり返る同所としては珍しいものとなった。
今回のカウントダウンへの意気込みとして、「生という形では初めてなので、そういう意味では楽しみにしています」と意気込む小林へ、芸能記者から、年末の紅白歌合戦を意識し、「もう一着衣装を作る予定は？」との質問が飛ぶと、小林は、「ＮＨＫの方が決めることで、私から言うことでは全くないです」としつつも「構想という形だけは自分の中だけでは持っています」と返答。
さらに、もし紅白歌合戦に出演が決まったとして、「午後11時45分まで出てカウントダウンに間に合いますか？」との質問も飛んだが、夏野氏は「移動時間など運営として計算しております」と、そこも念頭に置いた計画をしていることを明かしていた。
また、小林は10月25日に亡くなった作詞家の岩谷時子さん（享年97）のことに触れ、「本当にショックでした。先生がお作りになった曲を歌うということで、ご冥福をお祈りしようと思っています」と、おくやみも寄せていた。
『ニコニコ年越し！小林幸子カウントダウン LIVE ～オープニングアクト：ダイオウグソクムシ～』は12月31日午前9時よりニコニコ生放送（http://live.nicovideo.jp/watch/lv157683326）にて放送。
