お笑いコンビ『オードリー』春日俊彰が16日埼玉県所沢市・西武園ゆうえんちのプール開き記念イベントに登場した。今年ならではの体験コンテンツを体を張って体験。また、台風の影響で雨が降りそうな天気に、「木村（拓哉）さんの名言を私も言おうと…」と。
取材・撮影：伊藤直樹©ニュースラウンジ／エッジライン
トップ写真は、“西武園ゆうえんちのプールの化身”・ケシガとして降臨したオードリーの春日俊彰
所沢出身の春日は、「所沢の水で育った男」の文字が入ったトレードマークのピンクベストを着用し、腕に白赤黄色水色のウォータスライダーを模した腕輪を巻き、首と腹に西武園ゆうえんちのプールの模型を装着した“西武園ゆうえんちのプールの化身”として亀の歩みなみにゆ～くりゆ～くり降臨。「今日は春日ではなくて〝ケシガ〟と呼んでください！」と名乗るほどノリノリ。
2025年に開業75周年をむかえる西武園ゆうえんち。総支配人から「今年5月に便せん2枚にびっしりの熱烈オファーの手紙」が届き、地元の遊園地の活性化に一役買いたいと受けたという。
春日は「私の人生初めてのプールはここですもん。所沢の子どもたちはみんなここで育って、プールデビューして、申し訳ないですけど、中学生くらいになると刺激を求めていまはなくなってしまいましたとしまえんに行くっていう。それで大人になってまた帰って来るっていう感じがうれしい」と喜んだ。
さらに「やっぱりうれしいですよね。私もね、子どもの頃、小さい人間の頃、毎週日曜日来ていたわけですよ。楽しみでね。当時、日曜日の朝の戦隊モノを見終わるかどうかの時に家を出て。コンビニエンスに行きまして。おにぎりを買い込んでね。家で凍らせたアルミパウチのオレンジとかを凍らせたやつを詰め込んでね。まさか、ケシガとして帰ってくるとは思っていませんでした。あの頃は、スライターもスプラッシュもなかった」と思い出話がスラスラ出てくる。
すると、テンションが上がったのか「もう時効だから」と断りつつ、「入園できる年間パスポートを数家族で使い回していました。個人の（年間パスポート）は名前を書くんですけど、家族用の（年間パスポート）は無記名だったので」と、まさかの暴露。隣にいた支配人は身をかがめ、耳をふさぐオーバーアクションで笑いに持っていこうと…。
この日は台風の影響で曇り模様。イベント開始前には、雨も降るほど不安定な天候。曇り空を見上げながら「波のプールでイベントやって、マスメディアの方が来てくださるって、SMAPさん（のデビューイベント）以来じゃないですか？」と切り出すと、「ここはSMAPのデビューイベントの場所。その日も大雨でした。雨が降ってきたら（その時の）木村拓哉さんの名言『一緒にシャワー浴びようぜ！』飛び出しましたよね。きょう雨が降ったら、私も言おうと思います」と宣言したが、天候は日差しがでてくるほどに回復し、春日の口から“名言”が漏れることはなかった。
トークの後、アトラクション体験へ。プールに入るや、お得意のトゥース、鬼瓦からのカスカスダンス、アパ～と「春日の4大ギャグ」（春日）を披露するなど大はしゃぎ。すると重低音の音楽がプール全体に流れると、なんと背後からサメの背びれらしきものが接近。まったく気づかずにギャグを披露している春日、もうちょっとで食われるというギリギリのところで気づくと、なぜかバタフライで逃げ出す。これが結構本格的で速い！取材に訪れていた報道陣からも「おぉぉー」「早い」と声が漏れる。
水深数センチのプールサイドまで泳ぎ切ってもバタフライを続け、立ち上がると「サメがーーー！だれかー！スピルバーグ監督！スピルバーグ監督いますか？」と、絶叫すると、「平泳ぎだったら危なかった。ナイス判断。危なかった」と自画自賛だった。
会場を流れるプールに移し、「史上最も愚かなプールフィットネス」と「春日さんの鬼瓦。水に流したい黒歴史が永久に「流れるプール」」のアトラクションも体験した。
サメ・ザ・パニックin波のプール
突然、水中からサメのヒレが浮かび上がり、波のプールを動き回るアトラクション。サメの搭乗時間は音楽も変わり、ここだけの“恐怖体験”？で。泳いでいる人たちを楽しませる。
史上最も愚かなプールフィットネス
波に向かって爆走したり、流れに逆らって逆走したり、物理に逆らう愚かな行為で痩せることを目指すアトラクション。器具を使わなくても水の抵抗だけで、フィットネスレベルのカロリー消費。
水鉄砲100丁無料貸し出し
今年は水鉄砲祭り。大きさも、水圧も違うさまざまな水鉄砲を用意し無料貸し出し。なかには特別な水鉄砲が存在するかも・・・。青空の下、大人から子供まで楽しめる。
春日さんの鬼瓦。水に流したい黒歴史が永久に「流れるプール」
春日の鬼瓦ポーズをしたオリジナルの浮き輪や、春日が水に流したい黒歴史が書かれた浮き輪が「流れるプール」を永遠に流れ続ける。
西武園ゆうえんちのプールは、波のプール（最大水深1ｍ）、流れるプール（１週：約500ｍ）、スリリングな6コースの大回転！急流すべり台、幼児向けこどもプール、おふねのプールなど、多彩なゾーンで大人も子供も楽しめる。音楽と連動した「スプラッシュサマービート」や、「豪快！波ノリタイム」などユニークなイベントも充実。プールエリア内には有料席や飲食施設もあり、快適な夏の1日を満喫できる。
