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脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」

脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」
<ゲキ×シネ>『シレンとラギ』トークショー

 女優の新谷真弓(37)と脚本家の中島かずき(54)が15日、都内で<ゲキ×シネ>『シレンとラギ』(配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ)トークショーを行った。

 単なる舞台の記録映像に留まらず、一滴の涙や光る眼光を捉え、役者の息遣いまで感じられると高い評価を受けている劇団☆新感線によるゲキ×シネ。絶賛上映中の11作目となる『シレンとラギ』では藤原竜也、永作博美、古田新太ら豪華キャストが迫真の舞台をスクリーンの上で繰り広げている。

脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」
<ゲキ×シネ>『シレンとラギ』トークショー

 新感線の舞台に度々出演し、中島が脚本を手がけている現在放送中のアニメ『キルラキル』(TBS系)では蛇崩乃音役の声優を担当している新谷。ふたりの出会いはゲキ×シネ化された『阿修羅城の瞳2000』にさかのぼる。新谷は「すっごいアップになる。映画館でアップになるつもりで演じてないじゃないですか。ぐえーっていう顔でやってたらヤダな、と思いました」と笑いながら振り返った。

 『キルラキル』での声優について、「以前もお仕事した方なのでわりと世界観とかわかっていたので好き勝手やらせてもらい、ダメだったらダメと言ってくれるだろうという感じでした」と新谷。中島によると「声優さんとは違う、ひねったアプローチをしてくる」ということだが、「なにかしら体に弾みをつけて演じてますね」とアフレコ場面について語った。

 両作品を比べ、中島は「『シレンとラギ』はわりと重いテーマだけど、『キルラキル』はどこまで頭のネジが外れて自分の信じたことを貫き通せるか、エンターテイメントとしてどこまで楽しめるかという作品。(キャラが)言う事をきかない。何を喋ってるのかわからないけど勢いでOKという感じですね」と語り「アニメは遅い時間の放送ですけど、ニコニコ動画で配信していますのでぜひ観てください」とちゃっかりアピールした。

 話題を『シレンとラギ』に戻し、新谷は「すごく感動しました。劇場では見えない役者の細かい演技。編集がとても巧みでストーリーが理解しやすくなっている。声が聞こえやすいんですよね」と感心した様子。すると、中島は「声が聞こえやすいのは、音響をハリウッドのスタッフが担当しているからなんです。クリアで音の粒立ちが違う」とこだわり抜いた舞台裏を明かした。すると、新谷は「新感線とは思えないほどセリフが聞き取りやすかった!」と会場の笑いを誘っていた。

<ゲキ×シネ>『シレンとラギ』は新宿バルト9ほか全国公開中。

脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」

脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」
乃音ネイルの新谷
脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」
新谷真弓
脚本家・中島かずき アニメ『キルラキル』は「勢いでOKという感じ」
中島かずき
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<ゲキ×シネ>『シレンとラギ』トークショー
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