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鈴木沙彩さん刺殺事件にダンカンやりきれぬ思い吐露…犯人供述で「交際関係で恨んでいた」

 今月8日、東京都三鷹市で私立高校3年のタレント・鈴木沙彩さん(18)が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された京都市右京区西京極の無職・池永チャールストーマス容疑者(21)が「殺すつもりだった。交際関係で恨んでいた」と供述していることが、分かった。

 鈴木さんは事件当日だけでなく4日前にもストーカー被害について学校を通じて警視庁に相談していたこともわかったという。

 10日付の日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知各紙が報じており、小学5年生だった鈴木さんをスカウトした芸能事務所の元マネジャー男性(62)は、「いつか大きなチャンスをつかんでくれると思っていたのに」と悔しさをにじませた。ニュースで事件を知り、母親に電話したが「話せる状況ではなくてすみません」と、憔悴しきった様子だったことを明かしているという。

 さらに、鈴木さんは脚本家・倉本聰氏(78)を大叔父に持つが、倉本氏は9日に放送された『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)内で、「彼女が芸能プロに入る時、彼女自身から相談があった。それに対して『いいかげんなところに入るな』と助言した」という。続けて、「非常によく知っているが、最近は会っていなかった。事件のことは昨夜知った」と、コメントを寄せた。

 また、鈴木さんとドラマ『浅見光彦シリーズ44 砂冥宮』で、父娘役で共演したタレントのダンカン(54)が9日付の自身のオフィシャルブログを通じておくやみを寄せており、「何てこと…昨日、井の頭でストーカーの被害にあって命を亡くされた鈴木沙彩さんは、昨年放送の『浅見光彦』で、オレの娘を演じてくれたのです…。明るい子だった…酷すぎる…ご冥福をお祈り申し上げます」と、やりきれぬ思いを吐露している。

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