NO IMAGE

山崎豊子さんへ仲代、唐沢ら追悼コメント「“いい度胸してるわね”と…」

 『白い巨塔』や『大地の子』、『沈まぬ太陽』などの社会派小説で知られる作家の山崎豊子さん(本名・杉本豊子、享年88)が29日未明、心不全のため死去したことを受け、関係者が追悼コメントを寄せた。

 山崎さんの作品の数々は映画、ドラマ化され、95年NHKドラマ『大地の子』などに出演した俳優・仲代達矢(80)は、「新聞社時代の山崎さんから取材を受けて以来の付き合いで、役者としてもひいきにしてもらった。演技の指導を受けることもあったが褒めてもくれた。愛情を含んだ厳しさがある方でした」と、お悔やみを。09年映画『沈まぬ太陽』で主演を務めた俳優・渡辺謙(53)は、「世の中の不正や過ちに敢然と立ち向かった人生だったのではないでしょうか。1度でもご一緒できたことを誇りに思います。『次もやってね!』というありがたい言葉をかけてもらったこと忘れません」と、故人を偲んだ。

 1日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、03年フジテレビ系ドラマ『白い巨塔』主演の俳優・唐沢寿明(50)は「『白い巨塔』の撮影前に初めてお会いした時、『あなた、いい度胸してるわね』と声をかけていただいたことが今でも鮮明に思い出されます」、12年TBS系ドラマ『運命の人』主演の俳優・本木雅弘(47)は「1度、じかに叱咤激励をしていただきたかったと思います」と、それぞれコメントした。

広告