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役所広司“波乱”初日に「不吉だなぁ」と爆笑!小栗バレンタイン話題は乗っかって

20120211キツツキと雨
キツツキ“飴”とPR!

 俳優・小栗旬(29)と役所広司(56)が11日、都内で映画『キツツキと雨』(監督・脚本:沖田修一/配給:角川映画)初日舞台あいさつに沖田監督とともに登壇し、キツツキの“飴”をプレゼントされ大喜びだった。

 妻に先立たれ息子と2人ぐらしの木こり・克彦(役所)の住む村にある日、ゾンビ映画の撮影隊が訪れる。無理矢理その手伝いをさせられることとなる克彦だったが、それを指揮する気弱な若手監督・幸一(小栗)との出会いが克彦の生活に潤いを与え、幸一の成長につながっていく…。第24回東京国際映画祭・審査員特別賞そして第8回ドバイ国際映画祭で最優秀男優賞・脚本賞・編集賞と計4賞を受賞した同作がついに封切りとなった。

 本作主演の役所は颯爽と。今年から「和装」宣言していた小栗は本日も和装でゆったりと歩いて登場。東京国際映画祭を含め何度か試写会などで上映された同作にMCが「1度以上見たことがある方?」と、観客へ問いかけると、半数の手が上がったことに役所は「ほー!」と、感心しきり。

 長い役者人生で木こりを初めて演じたという役所は、「チェーンソーは得意なんです。脚本を見た時に、チェーンソーってあって、得意なものが一つあったと思いました」と、プライベートの特技が演技に生かされたという思い出を。劇中ではゾンビ映画を撮影するという設定のため、ゾンビも演じることとなったが、「あれをやると怖いものはなくなるなと。(ゾンビを演じることは)楽しみでしたね」と、茶目っ気たっぷりだ。

 一方、劇中で監督役の小栗は「監督を演じた感想は?」と、尋ねられると、しばしうなり「どうですかね?」と、考えこむことに。ただし、エピソードは豊富なようで、「僕が『カット!』って言うと、実際に止まる役者さんがいて、助監督が走ってきて、『この人のカットで止まらないで!』と、声を張ってましたね」と、振り返ることに。

 映画のラストシーンは村人エキストラ対ゾンビ軍団の戦いが描かれており、見どころの一つになっているが、狙ったように、雨が降ったりしたそうで、役所は、「OKでたときは映画と同じく感動しました」と、心が動いたのだとか。

 また、本日も朝からテレビ出演をして登壇したりとPR活動もしっかり行っていたが、小栗は、「あまりこういう番組に役所さんが出ないだろうというのに出ているというのがありましたね」と、感想を漏らすと、役所は、「“キツツキ”のために頑張ったんです。まあ、沖田監督が面白いので、すごく楽でしたけど」と、沖田監督に向かってニヤリと笑った。

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 ここで登壇者に、タイトルに引っ掛けた『キツツキの“飴”』がプレゼントされると、MCから「誰かプレゼントしたい人は?」と、聞かれた役所は、「きょうこうして、来ていただいたみなさんにこの飴をあげたいなぁ」と、素朴な優しさを見せる。これに小栗も乗っかり、「僕もそうです」と続き、交際中のモデル・山田優(27)とのバレンタインについてのコメントはかわすことに。

 役所から、4つの賞を受賞した作品に、「国境を越えて楽しんでもらえると嬉しい。スタッフキャストにはお礼を言いたい。本日は『キツツキ』とか『はやぶさ』とか公開もしたけど、記事は大きくお願いします!」と、同日公開の俳優・渡辺謙(52)主演映画『はやぶさ 遥かなる帰還』のことを洒落っけたっぷりに絡ませつつ、報道陣へ呼びかけていた。

 最後は、沖田監督のキツツキ飴の足の部分が折れてしまったことに、役所が「不吉だなぁ」と“波乱”の幕開けを宣言するも、これに3人で爆笑。そんな、ほのぼのしたチームワークを見せていた同作は11日より角川シネマ有楽町ほか、全国ロードショー!

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役所広司
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役所広司
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小栗旬
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小栗旬
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キツツキ“飴”に興味津々
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沖田修一監督
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受賞後初めて見るトロフィーを3人でまじまじ
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ポスター
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会見中もほのぼのとした笑いが
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満足げな表情を見せる役所広司
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メインカット
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カット1
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カット2
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カット3
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