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名馬トウカイテイオー亡くなる…無敗で皐月賞、ダービー制覇

 名馬といわれたトウカイテイオーが30日、亡くなったことがわかった。

 トウカイテイオーは1990年12月に中京でデビュー。翌91年、無敗のまま皐月賞、ダービーを制覇し世間を沸かせた。ダービー直後に右後肢の骨折が判明し菊花賞には出走せず三冠の夢は絶たれたが、4歳時には2度目の骨折を克服し、岡部幸雄騎手騎乗でジャパンCを制覇。93年春に再び骨折(左前)が判明し丸1年の休養を挟んで、93年有馬記念を田原成貴騎手で快勝し「奇跡の復活」として、ファンの度肝を抜いた。

 31日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、94年に引退したトウカイテイオーは北海道の牧場で種ぼ馬として生活していた。

 死因は不明だが、関係者によると近年は高齢により体調がすぐれず、ファン向けの公開放牧も控えられていたという。

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