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大平シローさん急逝…サブロー「大変ショック」

 漫才コンビ『太平サブロー・シロー』の大平シローさんが(本名・伊東博)さんが9日午後、大阪市中央区の大阪医療センターで死去した。55歳だった。

 シローさんは大阪府出身。高校生のときに松竹芸能の養成所に入り、漫才トリオ、レツゴー三匹に師事。サブロー(55)と『太平サブロー・シロー』を結成。1976年にデビューするも、一時解散し、再結成して吉本に移籍。92年にはコンビを解消し、同年の参院選に出馬するもあえなく落選。最近は俳優や放送作家として活動するなど波乱万丈の人生を送った。

 10日付のデイリースポーツ、スポーツニッポン、東京中日スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ各紙が報じており、シローさんは今月4日、大阪市内の自身の個人事務所で倒れたといい、一時心肺が停止して緊急搬送された。

 一命は取り留めたものの、意識不明で自発呼吸ができない状態が続き、そのまま意識が回復することなく9日に息を引き取った。葬儀・告別式は近親者のみで営まれる。

 この悲報にサブロー、所属事務所を通じ、「僕が世に出ることができたのも、サブローシローというコンビがあったおかげ。最近どうしているんだろうと思っていただけに、大変ショックを受けています」と、コメントを寄せている。

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