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「モリのアサガオ」作者の郷田マモラ被告 傷害や強制わいせつなどで起訴

 漫画家の郷田マモラ被告(50)が女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁に逮捕され、東京地検立川支部が強制わいせつや傷害などの罪で起訴していたことが、分かった。

 郷田被告は2007年、死刑制度をテーマにした漫画『モリのアサガオ』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。同作は10年に伊藤淳史主演でドラマ化もされていた。ほかにも、裁判員制度を題材にした『サマヨイザクラ』、監察医を描いた『きらきらひかる』などの作品で知られている。

 16日付のデイリースポーツ、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、起訴状によると、郷田被告は今年4月に東京・国分寺市の個人事務所で女性の頭部に野球の硬式ボールを投げつけ、「怒りで仕事が手につかない。どうしてくれるんや」などと女性を脅し、わいせつな行為をしたという。さらに、同5月にも同じ女性の顔面に硬球を投げつけ、胸を突き飛ばして転倒させ、頭を蹴るなどして、全治2週間のけがをさせたとしている。

 警視庁小金井署が6月に傷害容疑で逮捕していたという。

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