元『オセロ』の中島知子(41)とビックダディの元妻のタレント・美奈子(30)が8日、都内で11月9日公開の映画『ハダカの美奈子』(監督:森岡利行)制作発表記者会見に森岡監督(53)、プロデューサーの酒匂暢彦(51)、講談社『フライデー』編集次長の奥村健太郎氏(42)とともに登場した。
5月1日に発売され、23万部を記録するベストセラーとなった美奈子原作の著書を元にしたノンフィクション映画となる。
中島はこの日にバッサリ髪を切り『美奈子ヘアー』に白のワンピース、美奈子はネイビーと白のワンピースで登場。中島は「いつも楽しみにしてた番組の出演者の中の1人を演じることができて幸せです」と、意気込みを。一方の美奈子は「私の人生が映画になるとは考えもしなかったことなので、ただただビックリしてます」と少々緊張気味な様子。
主演のオファーがきたときの感想を中島は「『ビックダディ』という方の『こんな人いるんだ』というぐらい、オモシロい方でその工程の中で美奈子さんが現れる流れを視聴者の1人として楽しませてもらってました。まさか自分がやらせてもらえるとは思ってなかったので、ビックリして嬉しかったです」と、喜んだのだとか。中島が美奈子を演じることに、美奈子本人も「中島さんにやってもらえるなんて、夢のようなビックリする話で、どんなふうになるのか想像がつかないですが、子どもと一緒に楽しみにしてます」と、期待を寄せていた。
念願の主演女優を演じることになった中島は「芸能界に入ってから本気で女優の仕事をしてみたいと思っていました。美奈子さんの半生を体当たりでやらしてもらいます!」と、体当たりも辞さないようだが、話題は9月20日に発売される中島のヌード写真集『幕間~makuai~』(講談社)の話へ向くことに。映画『極道の妻たち』のかたせ梨乃の演技を引き合いに、「セクシーなんだけども、女の情念みたいなシーンもあります。美奈子さんのカッコつけないで生きるところが女性でも心を打たれるところが、たくさんあると思うんですね。そういうことがあって自分でも思いっきり撮られなかったらダメだなと思いました。あと『濡れ場』をやってみたいと思ってました!」と、大胆な発言が飛び出す。
仕上がりについては「みなさんの鼻血が止まらないと思います!」と、自信で、「誰かさんの言葉を借りて『ハァハァ』言っていただきたいなとも思います」と、タレント・壇蜜(32)がごときセリフを吐くことも。さらに、ポイントとして中島が持っているという『美胸』もPRしていた。
そこで、報道陣から「一番誰に『ハァハァ』言ってもらいたいですか?」の質問には「まずこちらにいる(奥村)編集次長に『ハァハァ』言っていただいて、『ハァハァ』言いながら売ってもらいたいと思います。もう40代でギリギリなので、おじさまに見て、楽しんでいただけたらと思います」と、ターゲット層を明かしていた。
「彼には相談したんですか?」と先月明かした、野村宏伸似の彼氏の話になると笑顔でハニカミながら「ほぼ無関心ですね…『頑張れ!思いっきりやってこい!』って言ってもらいました」と、交際は順調なようで、続けて「彼氏は応援してくれてるんですね?」と、尋ねられた中島は、「応援…してくれてると思いますね…でも、もうちょっと言ってくれてもいいですよね~『なんだよ~ほかの男に見られるのかよ~』みたいなね!それぐらい言ってもいいですよね。もうちょっとヤキモチ妬いてほしかったです」と、ドライすぎる彼氏の反応には不満な様子も見せていた。
また、美奈子へは公演が中止になった土屋アンナ(31)の主演舞台を引き合いに「原作者として了承している?」の問いには「はい」と、回答。プロデューサーの酒匂が「映画の打合せに中島さんにも入っていただいて、意見交換をして原作使用については了承いただいて映画化に臨んでおります。そこは非常に気をつけました」と、強調。森岡監督も「僕も原作、ちゃんと読んでます!」と、乗っかってコメントしていた。
映画『ハダカの美奈子』は11月9日からシネマート新宿、お台場メディアージュほか、全国で公開!