女優の夏帆（22）が5日、都内の神田明神で映画『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』（監督：中尾浩之／配給：ギャガ）のヒット祈願イベントを俳優の要潤（32）、時任三郎（55）、ダチョウ倶楽部の上島竜兵（52）、中尾浩之監督と行った。
『タイムスクープハンター』は要潤が未来の“時空ジャーナリスト”になり、時をこえてさまざまな出来事を取材するというドキュメンタリータッチで描かれる歴史教養番組。現在シーンズ5まで制作されている人気シリーズとなっている。劇場版ではかの有名な織田信長が殺害された本能寺の変を取材すべく要たちが1582年にの京都に潜入するが、そこで予想を超えた思わぬ出来事に巻き込まれてしまう…というストーリー。
映画のヒットを記念して安土城をモチーフにした重さ0.5トンの氷の彫像が登場。要が炎にみたてた赤いシロップをかけるも、上島は「今日は役者・上島竜兵として来てますから」とつれない態度。要が「じゃあ僕がやりますよ」と手を挙げると、夏帆も「じゃあ私が」と立候補。“鉄板”のフリからの「どうぞどうぞ」にうながされ氷の安土城を舐め回す上島竜兵だった。
映画では京都から天下の名茶器を九州へ持ち帰ろうとする博多の豪商を演じた上島だが「できれば熱湯風呂とおでんを入れて欲しかった」と笑いを誘いながら「ものすごく壮大でスケールが大きい作品。音楽もすごくて感動してます」と語った。
作品にちなみ「どんな時代に行ってみたいか？」と聞かれると、夏帆は「バブルの時代に行ってみたいです。親がちょうど今の私ぐらいの年齢だったので、体験してみたい」とニッコリ。一方、上島は「できればデビュー当時に行って寺門（ジモン）は入れないようにと言いたいです」とリップサービスで報道陣を笑わせた。
要と共にタイムスクープ社の時空ジャーナリストを演じる夏帆だが「（劇中で）セーラー服を着ているので、ぜひそれも書いてください。見どころはセーラー服」とアピール。夏帆は上島について「すごく光栄でした」と語るも、上島から「“どうぞどうぞ”の打ち合わせでちょっとため息ついてませんでした？」と暴露されていた。
『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』は8月31日より、新宿ピカデリーほか全国公開。
