『SMAP』の草なぎ剛(39)が漫画家の故・手塚治虫さんを演じることが、分かった。
関西テレビ開局55周年記念の単発ドラマとして『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』が制作され、これを草なぎが主演するという。物語は昭和48年を舞台に、アニメ事業に失敗し、人気が低迷していた手塚治虫のもとに、現代から新人編集者の小野町咲良がタイムスリップしてくるというもので、手塚の情熱に振り回されながらも漫画とアニメを成功させていくというもの。
1日付のサンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、草なぎによるトレードマークのベレー帽と黒縁メガネの姿も公開している。
「『ブラック・ジャック』は7、8年前に全巻を一気に読みました。漫画の中で一番好きと言っても過言ではない」という草なぎは、「『火の鳥』『どろろ』も好きで、アトムのフィギュアは自分で買って持っている」ほどとのこと。演じるに当たっては、「まさに神様のような方なので、とても緊張しています。今までも実在の方を演じることはありましたが、今回はちょっと特別です」と、緊張の様子を見せているという。