21日に放送された民放各局の参院選開票速報特番の視聴率は、ジャーナリスト・池上彰氏(62)がキャスターを務めたテレビ東京系『池上彰の参院選ライブ』が圧勝した。
同番組の平均視聴率が22日、ビデオリサーチの調べでわかり、関東地区で午後8時台が10.2％(関西5.1％)、午後9時台が10.3％(同5.3％)を記録。これまで同局の選挙特番の最高視聴率は、池上氏が出演した10年7月の参院選特番の8.7％で、今回は同局史上最高で民放唯一の2ケタをマークした。
23日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ各紙が報じており、池上氏のわかりやすい解説と各党首や議員たちへの鋭い質問が、視聴者に好評だったよう。今回も、比例で当選を決めた維新の会のアントニオ猪木氏(70)に「(政策の)打ち合わせをしていない？」「公約はお読みになりましたか」と問いかけ、曖昧な返事に「ずいぶんアバウトな感じですね」と、バッサリと切り捨てていた。
