NO IMAGE

山本太郎氏初当選!ガッツポーズも「今以上にいばらの道」

 第23回参院選の投開票が21日行われ、東京選挙区(改選数5)から出馬していた俳優の山本太郎氏(38)が初当選を果たした。

 山本氏は2011年3月11日の東日本大震災で発生した、福島第1原発事故による放射能汚染に危機感を抱き、同5月に脱原発を宣言。同月に当時所属していた芸能事務所を退社し市民活動に身を投じ、昨年12月の衆院選に出馬し7万1000票を得るも落選していた。

 22日付の東京中日スポーツ、デイリースポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、当確の知らせに、選挙事務所に歓声が湧き起こっていたといい、山本氏はガッツポーズを見せつつ「スタートラインに立っただけ。今以上にいばらの道が待っている。万歳をやって打ち上げられない自分がいる」と、冷静な反応を見せていたという。

 選挙戦では「脱原発」より踏み込んだ「脱被ばく」を主張し、「原発事故による汚染食品を流通させるな。汚染地をはっきりさせろ」。30~40代を中心に支持を拡大していたという。

広告