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ウィニー開発者の金子勇さん死去 42歳

 ファイル共有ソフト『Winny(ウィニー)』を開発したプログラマーの金子勇(かねこ・いさむ)さんが6日、都内の病院で急性心筋梗塞のため死去した。42歳だった。

 金子さんは茨城大を卒業後、茨城大大学院博士課程を修了。ソフト開発実績を評価され、2002年1月に東大大学院情報理工学系研究科助手に採用され、同年にWinnyを開発し、インターネット上で無料公開していた。

 このWinnyがソフトの違法コピーを手助けしたとして、04年に京都府警に著作権法違反(公衆送信権の侵害)のほう助容疑で逮捕。京都地裁で有罪判決を受けたが、2審・大阪高裁で逆転無罪となり、最高裁で確定した。

 8日付の日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており葬儀・告別式は近親者のみで執り行うという。

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