女優の宮崎香蓮（19）が3日、都内で2013年度『納豆クイーン』表彰式に登場した。
7月10日の『納豆の日』を前に全国納豆協同組合連合会（全納連）が納豆食推進のイメージリーダーとして2002年より『納豆クイーン』を創設。納豆に対しての愛情と情熱を持ち、自身の健康や美のために本当に納豆が好きで、粘り強く納豆の普及に貢献し心身ともに健やかで納豆が大好きな女性が選考基準となっている。また、ウルトラマンが放送された日も1966年7月10日ということもあり、『納豆の日』は「ウルトラマンの日」であること、地球の平和を守り続ける姿が「ねばり強い」・「健康パワー」のある納豆のイメージに通じるということで「納豆ヒーロー賞」が授与されることとなった。
納豆クイーンの発表で宮崎の名前が呼ばれると、オフホワイトを基調としたネオンカラーのグリーンがまぶしいワンピースで登場。賞状とトロフィーが授与され、「本当に納豆が大好きで、小さい頃から食卓にならんでいた食品なので本当に嬉しくて光栄に思います」と『納豆クイーン』への感想を。
日頃から納豆はよく食べることもあり、納豆川柳の話になると「過去の作品を読んで『ほっこり』する作品ばっかりで、いいな～と思ってました。私も川柳作ってきたんですよ！『納豆の ねばりを見習い 女優業』です！」と、納豆をリスペクトし披露し会場からは大きな拍手が起きる。川柳へ込められた思いは、「納豆といえばネバネバがスゴく美味しいと思うので、その“ねばり”を見習って、私も女優業を頑張ろうと思って」と、はにかみながら明かした。
納豆の食べ方については白ご飯に納豆の定番から、アレンジも得意だという宮崎。表彰式のこの日も特別レシピを考えてきたそうで、その名も「ネバネバ納豆です！」。ポカーンとするMCや報道陣を横目に「納豆にオクラと山芋を混ぜて、さらにネバネバにしました！ネバネバ食材を切って混ぜるだけの超簡単スピードレシピです！ポン酢だとさっぱりしてて、麺つゆだと和風な感じでいろんな味のバリエーションが楽しめます」と、写真を用いて熱弁していた。
納豆レシピ最大のこだわりへは、「夏にぴったりで栄養も満点な、夏バテ対策に役立つことですかね」と、主婦顔負けの気遣い。また、兄と同居しているという宮崎は「よくご飯を作ってます！」と料理は得意な様子を見せていた。
話が最近はまっているというカメラに向くと、「ジャジャン～『小さな粒に大きな力』というタイトルです！」と東京スカイツリーと納豆を持った宮崎のツーショット写真を披露し、「東京スカイツリーでロケしてきました！カメラにはまっていて、マネージャーさんと撮りに行ってきたんですけど『構図はこうして～』とか『スカイツリーをもうちょっと入れて～』とかマネージャーさんにお願いして撮ってきました！ちょっとシュールな感じですよね～」と、照れる。「『（納豆）一粒一粒にこれくらい（東京スカイツリーぐらい）大きなパワーが詰まっているよ』という意味を込めて、ここで撮りました！」と、またも納豆愛を見せていた。
囲み会見では「（事務所の）先輩方も受賞されているので光栄です」と喜びを見せつつも恐縮しているよう。過去に上戸彩や菊川怜も受賞しており、名だたる女優と肩を並べることとなった状況へ「みなさん美しいので～それも納豆パワーなんだな～思って、これから私もたくさん食べたいなと思います」と、新たに気合を。
納豆を初めて食べた時期は「記憶にないぐらい小さい時から食べてますね」と、もはやソウルフードの域に達しているよう。1番オススメの納豆料理については「一番お気に入りを7月10日にブログで発表するので、ぜひ見てください！」と笑みを見せた。
ほかにもエピソードがあるようで、「高校生のとき納豆卵焼きをお母さんがお弁当に入れてくれたんですが匂いが思いのほか教室に広まっちゃって、『なんか臭くない？』って言われちゃったんですよ～でも隠して『そうかな～』って言いながらお弁当食べた思い出がありますよ～」と話し笑いを誘うことも。
ドラマ『35歳の高校生』で共演した米倉涼子と納豆にまつわるエピソードを尋ねられ、「スタジオの食堂で米倉さんと一緒にみなさんで食事をしたんですけど、米倉さんもよく納豆を食べていた記憶がありますね。おそばと一緒に食べてました！」との答えに報道陣が「え？不思議な食べ方ですね」と返すと、「あれ？おそばで食べません？私もよく食べますよ！」と、意外な一面も披露。
米倉の話題は続き、「米倉さんは今回（ドラマで）3ヶ月一緒にいて、本当に尊敬できるところがたくさんあって、本当にプロ意識の高くて、しかも周りの気遣いもできる、女性としても目標にできる方です」と、その背中を追いかけているそうで、「すごい気さくで、みんな『よねさん、よねさん』って呼んでたんですよ～生徒の悪ふざけにつき合ってくれて、とても素敵なチャーミングな人ですね。雑誌とか見て、よねさんのスタイルキープ法に興味があったので、みんな情報を求めてました。米倉さんの制服姿もメッチャ似合ってました！生徒の中で一番、スタイルが良くて、みんな『横に並びたくない！』って言ってました」と、話していた。
同居している兄に料理を振る舞うこともある宮崎だが「納豆を使うとお兄ちゃんが『くさい・くさい』言うんで、窓を全開にしないと納豆を使わせてくれないんですよ～」と宮崎自慢の納豆料理を出せないのが悩みのようだった。
また、全納連では「私と納豆」というテーマのフォトコンテストを検討中で宮崎が審査委員長になる可能性もあるといい、詳細は全納連のHPで発表される予定という。
