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宮崎駿監督 初めて自作観て泣いた!『風立ちぬ』完成報告会見

 宮崎駿監督(72)の5年ぶりとなる新作アニメ映画『風立ちぬ』(7月20日公開)の完成報告会見が24日、東京・小金井市のスタジオジブリで行われた。

 会見には宮崎監督、庵野秀明監督(53)、主題歌「ひこうき雲」を歌う歌手の松任谷由実(59)が出席。庵野監督から「ボロボロ泣いていたじゃないですか。号泣です」と言われた宮崎監督は、「情けない。本当にみっともないと思う」と照れ笑いし、19日に行われた完成後初の試写で泣いたことを認めた。監督自身、自分の作品を観て涙したのは初めてという。

 25日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、映画は零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を設計した実在の人物、堀越二郎を描いたストーリー。09年に月刊模型誌で漫画の連載をスタートさせ、10年夏に鈴木敏夫プロデューサー(64)から映画化を提案された。

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