7月より放送のアニメ『ファンタジスタドール』アフレコ収録現場会見が5月23日、都内スタジオで開かれた。
人気アニメーション『スクライド』『ガンソード』『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズなどを手がけた谷口悟朗が送るオリジナルアニメ。ある日、主人公の14歳の中学生・鵜野うずめが『ファンタジスタドール』と呼ばれるカードを偶然手に入れ、5人の個性的なドール達のマスターとなったことからスタート。うずめとライバルがカードバトルを繰り広げたり、ファンタジスタドール達との日常生活を送りながら友情を深めていく物語だ。
会見には主人公の鵜野うずめ役・大橋彩香をはじめ、先日発表となった、ささら役・津田美波、カティア役・徳井青空、しめじ役・赤﨑千夏、小明役・長谷川明子、マドレーヌ役・大原さやか、みこ役・山岡ゆり、まない役・上坂すみれの7人が参加することとなった。
2話の収録を終えた直後のキャスト陣にまずは、キャラクターの印象について語ってもらった。
○大橋彩香
「うずめちゃんはどこにでもいる感じの普通の女の子で、すごい優しい子なので、優しいだけに内に閉じ込めちゃうことがある子で周りに合わせちゃうところがあります。でも、やるときはやる子で、すごく主人公という感じの女の子です。うずめちゃんを最初に見た時は自分に近いものがあると思いました。テニスをやってる子なんですけど、私も少しテニスをやっていたので一緒だなって」
○津田美波
「ささらは万能型でリーダータイプのドールで、マスターにカードの使い方を指導しているところもあります。しっかり者なので正論をズバッと言ってしまうところがあります。カワイイなと思っているのですが、戦っている姿もちょっと優雅な感じで楽しみです」
○徳井青空
「カティアはドールの中では一番年が下なんですけど、ちょっぴりワガママなお姫様タイプです。マスターのことも『この素人マスター』みたいなことを言ったりします。第一印象は見た目が小さくてなんてカワイイんだと思いました！」
○赤﨑千夏
「しめじは髪の毛がピンクでおっとりした妹的なドールです。しゃべり方で語尾も『です～』というようなふわっとした感じです。料理やイラストが得意で女の子らしい部分もあるのですが、戦闘になるとシュタっという感じで着地をしたりとカッコよくなります。最初に名前を聞いた時に『しめじ？きのこですか？』と思ったのですけど、実際は可愛らしい女の子でした」
○長谷川明子
「小明は黒のゴスロリのドレスをまとった無口でクールな女の子です。ミリタリーマニアで銃とかを武器に戦ったりします。戦う時はヨーヨーを使う不思議な魅力のある子です。アクティブな部分もあったりして魅力があるなと思っています。名前で私も偶然ですけど『明』が入っているのでおそろいでうれしいなと思いました」
○大原さやか
「マドレーヌはドールたちのなかでは設定年齢は一番上で天然系のほわほわしたお姉さんドールです。お世話好きで、それが高じるあまり、ご主人様を甘やかしてしまうのが玉にキズかなと。しめじとは違った癒し系キャラです。パッと見はセクシーな格好なので、しゃべり出したらキツイんじゃないかなと思っていたんですけど、甘く優しく誰からも好かれる感じです」
○山岡ゆり
「うずめちゃんの妹です。うずめちゃんがちょっと頼りないところがあるので、そこをカバーしようと、しっかり支えようとしている子です」
○上坂すみれ
「まないちゃんはうずめちゃんのお友達です。最初、うずめちゃんをカード部に誘います。ちょっと普通の女の子と違う雰囲気があるんです。ミステリアスな部分もありつつ、うずめちゃん同様カードマスターとして活躍するという女の子です」
2話まで終えて印象的なシーンについて、大原は、「2話でドールみんなでの初めての戦闘シーンが出てくるんですけど、登場してきた時のコスチュームとガラリと色まで変わってどうなるんだろうって」と、少しだけ展開を話すことも。さらに、大原は「意外な谷口ワールドです。王道とおっしゃってますけど、隠しきれない谷口さんテイストがどこに見えてくるのか、楽しみです」と、アピールしていた。
ここが自分とキャラの似ているなという部分については、大原は「電車で全然違う駅についたときに、CDドラマでマドレーヌが『違う駅についちゃいましたね～』と言うのですが、私も山の手線とかで降りる駅をボーっと乗り過ごしちゃって、『まっ、いっか』って1周するところが似ています」と、エピソードを語りほかのキャスト一同ビックリさせることも。
続けて、津田は「気が強い！けんかとかしたときに、私は間違ってないって言ったことがあります。自分を見ているようで反省しようと思っていました」と苦笑いすると、大橋も、「台本読んだ時からビビッと来てたんです。朝1人で起きられないところですね」と、大きくうなずく。「自分の目的を果たそうといろんなところに出没するあたり」（上坂）、「ウサギが好きなところ」（山岡）、「マイペースなところ」（長谷川）、「しめじのイタズラ好きなところは、私のちょっかいを出したがるところと似ているのではないかと思います」（赤﨑）、「欲望のままにあれ欲しいと駄々をこねるところ」（徳井）とそれぞれ挙げていた。
ほかにも、会見中、答えを必死に考える大橋をほかのキャストがフォローする様子も見られたが、そのことに報道陣が「いつもこんな感じ？」と、尋ねると、津田が「アフレコはすごいしっかりしてるんですけど、普段だとおなかぐーぐー鳴らしてる感じかも。キャスト発表イベントで『へっぽこカワイイ』って言われてました」と紹介すると、大橋は「『へっぽこ』でカワイイはないですよ！」と、大テレな様子も見せていた。
また、6月下旬よりインターネットラジオ＜音泉＞で、大橋がパーソナリティを務める『ファンタジスタドール』のWEBラジオ『ファンタジスタトーク』の配信が決まっているが、大橋は「パーソナリティは私1人ですけど、毎回違うゲストさんを呼んで、1人ではないという安心感もありつつ、1人でもてなさなければならないという緊張感もあります。毎回違う方がいらっしゃるということで、毎回ファンタジスタドールの魅力を配信していければ」と気合。
大橋から「アフレコも始まってファンタジスタドールも動き出しているということで、最初はちょっとうずめちゃんを見てると、ちょっ！ちょっ！と思うところはあるんですけど、2話でうずめちゃんが成長してきているので、うずめちゃんがどう成長していくのかが楽しみです」とPRしていたアニメ『ファンタジスタドール』は7月より放送開始！
■作品概要
・原作：ファンタジスタドールプロジェクト
・監督：斎藤久
・クリエイティブプロデューサー：谷口悟朗
・キャラクターデザイン：Anmi
・アニメーションキャラクターデザイン：加藤裕美
・プロジェクト統括：アンバーフィルムワークス・十文字
ほか、詳しくは公式サイト（http://www.fantasistadoll.com/）にて！
