資格挑戦プロジェクト『AKBチャレンジユーキャン!』で調剤薬局事務管理士の資格に挑戦していたアイドルグループ『AKB48』の“ゆいはん”横山由依(20、チームA)が16日、千葉・幕張メッセで公開合格発表イベントを開催した。
昨年の11月6日からゆいはんが、『調剤事務管理士(調剤薬局事務)』の資格取得に挑戦していくというもので、今年1月1日より本格的な勉強をスタートさせていた。この資格は『調剤報酬請求事務(レセプト作成)』を中心に、事務作業全般を行うもので、専門的な技能が必要とされる手に職系のシゴトながらも、難易度が比較的低く取りやすい手軽さと家事や育児と両立しやすい点で、女性に人気の資格となっている。
イベントは31stシングル『さよならクロール』劇場盤発売記念大握手会内の特設ステージで開かれることに。合否通知の入った封筒を“ゆうこ”大島優子(23、チームK)から手渡された横山。緊張の走る中、自ら封筒を開封しおそるおそる合否を確認すると、中には合格証書が!
「キャー」と歓声を上げる横山にファンも祝福の声を寄せることとなり、“たかみな”高橋みなみ(22、チームA)から感想を尋ねられると、「AKB48の活動もある中で、みなさんが応援してくれたおかげで、人間できないことはないんだなと思いました。みなさんありがとうございました!」と、喜びを語っていた。
終了後の囲み会見では横山は率直な気持ちを尋ねられ、「とりあえずほっとしています。すごく嬉しいです」と、胸をなでおろす様子も。
横山とともに会見に参加した高橋、大島、“ぱるる”島崎遥香(19、チームB)にも話が振られると、高橋は「うれしいですね、『試験なんです』とか『勉強しているんです』とか聞いていたので。試験が終わった日に美味しいもの食べたいって言うんで、すき焼きを食べに行ったんです。それが無駄にならなくて、実を結んでよかったです」と、祝福。
大島も「すっごく忙しかったんで、兼任で、やることもいっぱいあるし、ライブざんまいだったし、覚えることもいっぱいで、それでもしっかり実を結んでいるので前から努力家だと知っていたので、より一層尊敬に値しますね」と、称え、島崎も「みんなにわからないところで陰で一生懸命勉強をしてたので、それが実を結んで自分のことのように嬉しくて鳥肌が立ちました」と、語った。
勉強への工夫について横山は、「本当は毎日コツコツ勉強するのが良いのかもしれないけれど、移動中とか新幹線の中とかで勉強したり、時間有るときにまとめて勉強したり、最後はラストスパートで時間をとって勉強しました。メンバーがすごく応援してくれたし、家族も応援してくれたし、でももう、みんなに伝えたいです。ファンもすごく握手会で元気をもらったし、本当にみんなに伝えたいです!」と、喜びを口にした。
この横山の姿を見て3人に資格を取るとしたらとの質問が飛ぶと、「私は、水墨画を、ちゃんと勉強してやりたいですよね」(高橋)、「栄養免許や調理師?とりあえず栄養を知りたいです」(大島)、「文字が綺麗な人って素敵だなと思うので、字を綺麗に書けるように勉強したい」(島崎)と、明かしていた。
最後に、横山は「AKB48のメンバーでも資格が取れるというのが証明できて本当によかったなと思いますし嬉しいです。ファンの方も忙しくて難しいと思っていらっしゃる方も、これを見て資格に挑戦しようと思ってくれたら嬉しいです」と、メッセージを寄せていた。