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「北斗の拳」ラオウ役声優・内海賢二さん死去

 声優の内海賢二(うつみ・けんじ)さんが13日、亡くなった。75歳だった。

 所属事務所のホームページを通じ明かされ、「弊社会長であり 所属俳優 内海賢二 が平成25年6月13日永眠いたしました。(享年75)ここに哀悼の意を表し、皆様へのご報告と生前のご愛顧を感謝いたします」と発表している。

 内海さんは北九州市出身。「魔法使いサリー」のパパや「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻千兵衛役、アニメ「北斗の拳」のラオウ役などで知られ、ほかにも「狼少年ケン」「それいけ!アンパンマン」など。外国映画の吹き替えでは俳優スティーブ・マックイーンやジャック・ニコルソンらを担当。テレビ番組のナレーターとしても活躍した。

 14日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、スポーツニッポン各紙が報じており、13日午後がん性腹膜炎のため、東京・新宿区の病院で死去したという。

 葬儀・告別式は未定。喪主は妻で声優の野村道子(のむら・みちこ、本名・内海道子=うつみ・みちこ)さん。

 また、声優・神谷明(66)も同日自身のオフィシャルブログで「大好きな先輩、内海賢二さんがお亡くなりになりました。実は、火曜日にお見舞いに行きました。2時間ほどお話をし、力強いお声に安心して戻ったばかりでした。また、帰り際に、「神谷ありがとうな!」とおっしゃって、満面の笑顔とダブルのピースサインをプレゼントしてくれました。早く元気になって欲しい…その望みも絶たれてしまいました。正直言って、信じられないのと、認めたくない思いが錯綜しています」と、戸惑いとともにお悔やみを寄せている。

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