歌手・倖田來未（30）と蜷川実花監督（40）が5月30日、東京・原宿の表参道ヒルズ内で開かれた『ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア2013』オープニングセレモニーに登場した。
俳優・別所哲也が1999年に立ち上げ、アジアの映像作家の作品を紹介してきたイベントで今年で15周年を迎える。倖田は漫画家の安野モヨコ氏の名作『バッファロー5人娘』の世界観をモチーフに、今年2月発売のカバーアルバム『Color The Cover』のミュージックビデオ『ピンクスパイダー inspired by バッファロー5人娘』として映像化。本作でミュージックSHORT部門シネマチックアワードを受賞となった。
白いドレスの真ん中が割れセクシーさを振りまきながら登場した倖田は、作品へ「音楽って作ってると映像と一緒に観たくなる。それがまたドラマになる。自分の楽曲を使って頂いてドラマ化していくのは観ていて楽しかったです」と、感想を。
蜷川監督はこだわりについて「女性が観て頑張ろうとか、一歩前に進めるなという、力強いものがいいなと思っていたんです。原作もそういう強さを持っていたので、思い切りやりました」というと、倖田は「（産休から）復帰して初めての作品で、ヒールを履いたのが1年ぶりくらいかなというくらいで、久しぶりでクラクラしながらでした。でも、わかりやすいアドバイスを頂いたので楽しくやれました」と、振り返った。
エピソードについては、蜷川監督は、「女優陣着てる布の量が少ない！あと斎藤工くんのキスシーンがあったんですけど、軽くチューするつもりだと持ってみなさん来ていたんですけど、私が『ガッツリ行っちゃってね』と言ったばっかりに、一瞬どよめきが起きるほどだった。スタッフも周りもビックリするくらいだった」と話していた。
蜷川監督は「7分ぐらいですけど濃い内容です」とアピールすれば、倖田も「蜷川さんの世界観がすごい出たカラフルな映像で、安野さんのストーリー自体もすごく過激で、力強さが表現された作品と思っていますんで、女性の方には観て頂ければ」と、PRしていた。
