南フランスで開催中の『第66回カンヌ国際映画祭』で25日(日本時間26日未明)、福山雅治(44)主演の映画『そして父になる』(監督:是枝裕和)がエキュメニカル賞の特別表彰を受けたことが、分かった。
作品は6年間育てた息子が取り違えられていたことを知り悩む父親(福山)を中心に、家族のあり方を問いかけるもの。
26日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、同賞は、映画祭とは別にキリスト教の関連団体が人間性の内面を豊かに描いた映画を選出するもの。
上映された際は、エンドロール中から拍手が鳴り止まず、歓声が飛び交っていたそうでおよそ10分間、その状態で、福山も会場で男泣きだった。