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岡本あずさ清純派真逆の心の“闇”に体重3キロ減!May J.自分をさらけ出した

20120204岡本あずさ
『センチメンタルヤスコ』初の取材会

 女優・岡本あずさ(19)と歌手・May J.(23)が3日、東京・渋谷のClub Camelotで映画『センチメンタルヤスコ』(監督:堀江慶)取材会を開いた。

 キャバクラ嬢として働く黒澤東束こと源氏名ハナ・ヤスコ(岡本)が首を締められ、生死をさまよう重体になり入院してしまう。その病院にはヤスコの恋人を名乗る7人の男性が現れたが、7人とも微妙に違うヤスコ像を語ったため、捜査は難航を余儀なくされ…。現代人に共通するヤスコの心の“闇”や、愛とは何かがさらけ出されるサスペンス作品となっている。

 ヤスコのキャバ嬢という設定と合わせ、黒いミニのワンピース姿の岡本と、細い足が映えるホットパンツにジャケットを合わせたMay J.が報道陣の前に登場。May J.は本作に合わせ楽曲『Only One』を作詞しており、話が来た際も「うれしくてテンションが上がりました。映画で感じたことを歌詞に込めました。自分のことを好きになれないと誰かを好きになれない。自分を好きになることの大切さを入れています」と、熱い思いを。

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2人を囲んで感想を

 岡本も、本編と重なる部分の多い曲に、「『♪閉じたままだったの光の扉から羽ばたく』という部分が、ヤスコが車に閉じ込められた最後に出ることができるんですけど、歌詞とリンクしてましたね」と、涙したエピソードにMay J.もニコリ。

 そんな息の合っている2人だが、初対面とのことで、May J.は、「予想以上に美しくて、大人っぽくて19歳には見えませんね」と、岡本を評すれば、岡本は、「気さくな方で優しく話してくださって、さっき、リハも見ましたがホレました」と、楽しげ。

 天真爛漫で清純派の岡本とは正反対のヤスコを演じたことに、「両親を幼い頃に亡くしたという境遇が自分と違って、不安だらけだったんですが、逆にどんどん感情移入しましたね。ヤスコになりきって、体重も3キロ落ちたりして、夢で現場の夢を見たりしました」と、のめり込んでいたそう。

 役作りでは、「終始ヤスコのことを考えていました。台本が真っ黒っていうか、1つ1つのセリフについて考えたことはありませんでしたね」と、相当なものだったそうだ。

 さらに、『Only One』公開リハ前にMay J.は、自身の先月25日に発売したニューアルバムのことに触れ、「いままでリアルな歌詞を書いていたつもりだったんですが、今回は自分の気持ちをさらけ出すつもりで書いて、一回爆発させて出したことで気持ちが楽になったし、すべてをさらけ出しました。私と同じような経験をしている方に、傷ついている方に聞いてほしいですね」と、意欲作になったという。

 また、これだけ歌に気持ちを込められるMay J.に「役者デビューは?」と聞くと、「小学校のときにハリウッドのムービースターになることが夢の中にあって、演技も興味があってドラマだったり映画に出てみたい」と、野望を。逆に、岡本も作詞などを手掛けてみたいといい「いつかはという思いはあります」と、笑いながら明かしていた。

 岡本から、「愛や命など大きなテーマがあります。東日本大震災があって、愛や命に敏感になっている時期なので、いろんな人に見てもらって共感してほしい」とPRした映画は今春公開となる。

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岡本あずさ
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May J.
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仲良く現れた2人
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『Only One』リハーサル1
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『Only One』リハーサル2
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『Only One』リハーサル3
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