女優の平愛梨（28）が13日、都内で行われた映画『ローン・レンジャー』（監督：ゴア・ヴァービンスキー／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）来日記者会見にアーミー・ハマー（26）、キャイ〜ンの天野ひろゆき（43）と登場した。
アメリカ西部の砂漠で悪党に襲撃され壊滅したテキサスレンジャーの部隊。復讐に燃えるインディアンのトント（ジョニー・デップ）は、そこで瀕死のジョン（ハマー）を蘇らせる。ジョンは白馬シルバーにまたがり、マスクをつけたヒーロー“ローン・レンジャー”となり、トントと悪党に立ち向かう――『パイレーツ・オブ・カリビアン』の制作コンビとジョニー・デップが送る超大作が堂々登場！
祖父が石油王、父が実業家、身長198cmのハマーはさっそうと登壇すると「大好きな日本に来ることができて嬉しい」とにこやかにトーク。気さくな人柄で観客を和ませると「この映画は全編見どころだらけ」とアピールし「インディアンの保留地でたくさん撮影したのですが、一番近くのホテルまで車で5時間かかり、平原の真ん中でキャンプしてました」とワイルドな風景を描いた。初めての来日に「ちょうど来る前にジョニーと話していたんですけど、『とにかく楽しみにしてろよ、最高の国だから』と。明日、妻がやってくるので京都や富士山などに一緒に行きたい」と紳士的に語った。
平が花束を持って祝福に駆けつけると「パーフェクト、撮影中だったらぜひ出てもらいたい」とハマーはベタ褒め。平は「目を見るのが恥ずかしくて久々に女の子になった気分です」と照れていた。ハマーはローン・レンジャーのマスクを被った天野にも「鏡を見ているようだ。僕の前にオーディションをしてもらわなくて良かったです」と笑顔を絶やさなかった。
一部完成した映像では雄大な西部の大地を背景に大迫力の映像が繰り広げられるが「10ヵ月撮影して、CGを使ったシーンは6日ほどだけ」と明かし、岩山に高くそびえた塔で息を吹き返すシーンも「スタント無しでやっているんです。下は1000メートルの崖。『上に登ったら落ちないようにちゃんと縛っておけよ』って言うんです。傷だらけでアザとか見せたいですよ」と笑顔で語った。
舞台挨拶終了後に行われた囲み会見。天野を中心にした“天野会”の一員としてプライベートでも仲の良いふたりだが報道陣から「ヒーローとは？」と聞かれると、平は小声で天野に耳打ち。天野は「『ディズニーのヒーローを言った方がいいの？』って、マイクに入っちゃってるよ。船場吉兆以来の衝撃だよ！」と叫び報道陣を爆笑させていた。ちなみに平は周囲から三瓶（36）を恋人に勧められたということだったが「本当に親友なんですよ。ほんわかしていて幸せな方。でも一緒に寝ても何にもおきなそう」とオープンな回答で笑いを誘っていた。
『ローン・レンジャー』は8月2日全国公開！
